画像はチョロギの定植適期の株。
チョロギはシソ科の野菜で根茎を食用とする。根茎は巻き貝のような形をしている。中国語で「朝露葱」と書くことから、「朝露葱」を日本語で音読みしたことから「チョロギ」になったといわれている。また、その音から「丁呂木」とか「丁梠木」とも書く。お節料理で使われたりするが、それは「長老木」「長老喜」「長老貴」「千代呂木」などとも書けるからいう語呂合わせから。元々はまたその形からネジ芋などたくさんの呼び名がある。
チョロギは漬物、煮物、天ぷらなどにしてその他る。赤く染めた漬物は正月のお節料理の付け合わせに使われる。シャキシャキとした歯ざわりがよい。
チョロギは水はけのよい有機質に富んだ畑が適地。半日陰でも育つ。植えつけてからは除草くらいで、とくに追肥もいらないので管理が楽だ。収穫は秋になって葉が枯れる頃。早すぎると塊茎が肥大していないので注意。