キクイモに含まれるイヌリンという物質は血糖値を下げたり、便通をよくしたりする効果がある。その他にも、膵臓機能を改善したり中性脂肪を減少する働き、肝機能を回復する効果などがあるという優れもの。
ということで、ポタケにキクイモを植えてみたのは3年前の春だった。昨年は事情で畑にほとんど行けず耕作放棄地状態。それでも、キクイモは元気に増殖。その跡地に、今年はカボチャを植えるため、キクイモを抜きとることにした。
これが掘りあげたイモ(塊根:かいこん)。たった2株しか植えなかった株が昨年末には16㎡ほどに繁殖。掘りあげたイモは家庭用のゴミ出し用ポリ袋に入りきれないほどに増えていた。
3週間前に4時間ほどかけて完璧に掘りあげたはずだったが。今日ポタケに行って見たらあちこちに新たな芽が!これにはガックリ。
家庭菜園でキクイモを栽培するには、野良イモ(野生化したイモ)化に注意すべし。そのためには取り残しをなくすこと。といっても、小さなイモだから取り残しは必至。そこで、防根シートで作られたルートラップ(ネットで検索できます)などに植えつければ、取り残しがあっても安心だ。
早くキクイモを絶滅させてカボチャを定植しなくては……。
〈ボタンの花 花芯〉