食用ヒョウタン栽培

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 発芽した食用ヒョウタンがナメクジにやられた。このヒョウタンは小型の品種で、漬物にして食べるものだ。

 育苗棚には、セルリアック、パースニップ、ミニトマト、加工用トマト、アシタバ、食用ヒョウタン、食用ホオズキなどの苗が並べてある。その中でも、ナメクジのお好み順は、食用ヒョウタン、食用ホオズキ、ナーベラー。その他の苗はまだ被害に遭っていない。1回目にまいた食用ヒョウタンは全滅、食用ホオズキも5鉢中4鉢がひと晩でやられた。ヒョウタンはまき直したものも全滅してしまった。ヒョウタンは画像のとおり。2本発芽したもののうち1本がやられた。間引きの手間が省けたのが良かったが。(これは負け惜しみだ。その後、残った1本も喰われてしまった。にっくきナメクジだ)

 ところで、ナメクジの駆除については以前のブログにも載せてあるが、再度掲載する。
 ナメクジの駆除剤は誘引して駆除するのが一般的。私は直接畑にまくのは嫌なので、ポリ鉢に誘引剤を入れてから口をホッチキスでとめて畑に置く。そうすると、ポリ鉢の底穴からナメクジが入り込み薬を舐め駆除できる。畝の中に何個かこのポットを置けば効率がよい。

 ナメクジに直接噴霧して駆除する方法もある。噴霧するのは薬剤ではなくコーヒーだ。ナメクジに対して毒性があるカフェインが駆除剤になる(以前、ネーチャー誌に論文が掲載された)。実験の結果、即コロリとはいかないが、かなりの即効性がある。緑茶などにもカフェインが含まれているので同様の効果があると思われるが、まだ試してはいない。ちなみに、コーヒーを直接ポット苗の脇にまいてみたところ苗が枯れてしまい大失敗したこともある。濃いコーヒーは植物には害がある。コーヒー粕にも同様の効果があると思うのだが、大量の粕は植物に生育障害をおこすという。