画像はフローレンスフェンネル。
フェンネルは、セリ科の野菜。和名ではウイキョウという。この種類はフローレンスフェンネルといい、草丈が50㎝ほどと小さいのが特徴。スイートフェンネルは1mにもなる。
画像のように葉柄の元が肥大したものをフィノッキオといい、グラタンやサラダなどの料理に用いられる。葉もハーブティーや料理に使われる。
果実には健胃作用があり、太田胃散や仁丹などにも使われている。また、中華料理の香料(五香粉)やカレー粉の材料、ピクルスのスパイスなどにも用いられている。インド料理店のレジ付近においてある種子は、このフェンネルの種子。食後に噛むことによって口臭を消すためらしい。
画像のフェンネルは、プラグトレイに播種・育苗し、ポタケに定植したもの。梅雨時の気候が気に入ったのか、急に大きくなったようだ。いままで防虫ネットをかけてあったので、害虫の被害もない。
しばらくすると、傘のような形(セリ科の花の特徴:昔はカラカサ花科とか傘形科、散形科といったように記憶している)に小さな黄色い花が咲く。花には訪花昆虫が好んで集まるので、これからは昆虫写真がたくさん撮れそうだ!