トウガンは漢字で冬瓜。中国語ではtoguāと発音する。実が冬まで保存できることから冬瓜といわれるようになったという。ウリ科の1年草で黄色い花をつける。小さな実がなる種類は中国では「毛瓜」というが、ミニトウガンはこの系統だろうか。大きな実がつくトウガンではとても食べきれそうもないが、この大きさならば手頃だ。
ちなみに西瓜(スイカ)の「カ」もguāだ。カボチャはポルトガル船によってカンボジアからもたらされたことからついたの日本名というが、漢字では漢名の南瓜(nanguā)の文字をあてている。
トウガンには体を冷やす作用がある。種子も漢方では体を冷やす薬として使用しているようだ。