畑仕事のついでに付近を散策した。いまは菜の花も咲き終わり、シロツメクサ、ジシバリ、カタバミなどが花盛りだ。
画像は、シロツメクサとアメリカフウロ。赤く尖ったものはアメリカフウロの実だ。
シロツメクサは漢字で白詰め草。草丈が低く匍匐して増えるのでグランドカバープランツとしても用いられるが、芝生に生えると抜きとるのに苦労する。むかし陶器をはこぶときに割れないように隙間に詰めたことから詰め草と呼ばれるようになった。別名はホワイトクローバーだが、単にクローバーともいう。
シロツメクサはマメ科の植物。花は下の方から咲き、受精すると茶色くなって下を向く。同じ仲間に、ムラサキツメクサ(別名レッドクローバーまたはアカツメクサ)やラジノクローバー、クリムソンクローバー(別名ベニバナツメクサ)などがある。
アメリカフウロは帰化植物だ。よくゲンノショウコと間違える人がいるが、同じフウロソウ科。実の形もよく似ているが、葉を比べてみるとはっきりした違いがあることが分かる。いまは路傍や耕地、野原など至る所に生えている。実が熟すと下側からはじけて錨のような形になる。これはゲンノショウコと同じだ。葉が赤くなるのもゲンノショウコとよく似ている。
野草は歩きながら見ているとなんの変哲もない草にすぎないが、じっくりと腰を下ろして観察すると、いろいろと面白い発見がある。
コメント
雑草よけ
ポタさんのブログを見て、シロツメグサの種を買いました。
あぜ道の除草に試してみます。
ぎゅうちゃん
私も買ってあるのですが、まだ蒔いていません。ぎゅうちゃんに先を越されました。マメ科ですから鋤き込んでも緑肥としての効果がありますね。
根が蔓延る
シロツメクサはタチが悪いです。一度蔓延りだしたら根をとるのが大変です。
今、たねの森(種屋さん)でもらったクリムソン・クローバーの芽が出てきました。カワイイ赤い花が咲くそうです。咲いたらアップしますね。ヨーロッパ南部の野草らしいです。
シロツメクサ
シロツメクサって以前は空き地に沢山咲いているのを見たものですが最近はあまり見かけなくなりました。土の地面が少なくなったからでしょうか。
写真左のアメリカフウロ。名前を初めて知りました。ありがとうございます(^^)畑にいっぱい蔓延っているのと同じかも。雑草だけど可愛い花が咲きますよね。
Unknown
シロツメクサ蔓延ると性質が悪いです。見ている分にはいいのですが・・・。野の花を撮り出してから色々な見方が出来雑草と見ていたものもいとおしいです。しかし庭や畑ではただの雑草と見てしまい草取りに苦戦しております。
もいもい さま
芝の中のクローバー取りは大変でした。空き地には結構増えていますね。
クリムソンクローバーも同じように繁茂するんでしょうね。
みいみん さま
アメリカフウロは小さな赤紫の花が咲きますね。ハクサンフウロの花を小さくしたような花です。
notti さま
そのたくましさを逆に利用して、畑の通路に蔓延らせるのです。そうすれば他の雑草が出にくくなり、雨のあとも履き物を汚さずに歩くことができます。
Unknown
シロツメクサが広がっているのも素敵ですね。
最近見ることがないのでなつかしい感じがします♪
ゆり さま
私のところは、公民館の運動場にたくさん生えています。ワイルドフラワーの種を蒔いたら、その中にも入っていました。綺麗ですけど、芝生などに侵入すると取るのが大変なので、嫌われ者でもありますね。
アメリカフウロ
ポタさま
アメリカフウロとゲンオショウコはおなじ科でしたか?
道理で似ています
昨年ゲンノショウコの種を写真のに精一杯
頑張りました。碇の形が気に入ったのです。どうにか・・・撮れました。今年も挑戦してみます
白つめ草のコメントためになりました。有難うございます
野の花
この時期は路傍や空地にいろいろな形や色の花が咲いていますね。
名前は知りませんでしたが、シロツメグサは見かけます。
最近うちの近くで急速に増え、今見事に満開なのはヒメツルソバです。
hana さま
hanaさんが同じようなものを撮っていらっしゃるなんて、仲間ができて嬉しいです。
シロツメクサのことも参考になって良かったです。
sasagawa さま
ヒメツルソバは園芸用に植えたのが逃げ出したのでしょうか。側溝の蓋の間などでも元気よく育っていますね。
野菜や草花も育てていて楽しいですが、私は野山の植物の方により魅力を感じます。
Unknown
ポタさん
野の花の逞しく優しく可憐な風情はいつ見ても良いですね。
増えすぎたからと抜いて捨ててても文句も言わないで又次の年姿を見せてくれます。
Yu さま
人が改良した花は豪華なもの、艶やかなものが多いです。野草の花はシンプルですが、奥ゆかしさがありますね。