エダマメの葉に大きな穴がいくつもあいている。ちょっと離れた所にある、トウモロコシの葉にも大きな穴が空いている。よく見ると、どちらにも緑色の虫がいた。こんな形をした虫を俗にイモムシと呼ぶ人が多いが、実際にはイモムシという名の虫は存在しない。しいていえば、サトイモやサツマイモにつくスズメガの類が、本来のイモムシにあたる。
画像の虫。よく分からないが、イチモジヨトウの幼齢幼虫だろうか。ヨトウムシの仲間には、このほかにヨトウムシとハスモンヨトウがあるが、いずれも若齢では地上に、何回か脱皮すると昼間は地中に潜り、夜間地上に出て植物を喰いあさる。
農薬を使わないヨトウムシ防除法はいくつかある。家庭菜園で使える有効な方法をあげると、その1。葉の裏に生み付けられた卵塊を見つけてとってしまうこと。その2。ヨトウムシが出歩く夜間、捕まえて退治する。夜が苦手な人は早朝、まだヨトウムシが土に潜らないうちに巡回して捕まえるのもいい。その3。被害を受けた株の根元の土を掘って幼虫が捕まえ退治する。家庭菜園は小規模なものが多いから、この3つの方法を併用すれば、農薬のお世話にならなくても全滅は免れるだろう。
これから梅雨のシーズン。野菜の病害虫が多くなる時期だ。毎日1回はすべての野菜の顔色を見に畑に出るようにしている。それが、質の良い野菜、美味しい野菜をつくるこつだ。
コメント
畑の見回り
農家の人は毎朝田んぼの見回りをします。
水の具合、稲の具合など見て回ります。
ポタさんのように畑も見回ることで、異変に気がついて早めの対処ができます。
野菜に触れてやることで、野菜も元気が出るらしいです。
(自分の畑は1週間に一度しかいけません。)
Unknown
1週間にいちどですか。仕事をしているとどうしてもそうなってしまいますね。気がついたときには絶滅なんてことが起こりそうですね。
見回り
最近は水遣りと植え付けに追われてゆっくりと野菜を眺めている時間が取れないですね。
それにしても難っくき害虫が芸術的に撮れているところはすごいです。
Unknown
私は植え付けたときだけで、ほとんど水やりはしません。自分(野菜のことです)のことは自分でさせるようにしています(笑)
憎っくき害虫でも野菜でも、畑にあるものはなんでも飾れるような作品にするのが今年のテーマです。でも、こんなものは部屋に飾りたくないですね。
Unknown
うぎゃっ☆ 気持ち悪いっ☆ ( ̄∇ ̄|||) (笑)
虫大嫌いの私は、目を合わせるのも嫌なんです・・・。 (/∇≦\)
大切に育てたお野菜やお花を、虫に食べられるのは悔しいですよね。ヾ(。`Д´。)ノ
その4。・・・バルサン「氷殺ジェット」って、ありですか。ゞ( ̄∇ ̄;)(笑)
ボタ様
この青い虫ヨトウなんですね。憎っき虫です。土掘って探し出して後はご想像にお任せします。先日はトウキビ移植しましたが茎を食われて枯れているのがありました。何の虫でしょう。
かりん さま
目を合わせるのが怖い人がいるといけないから、目の部分をぼかして撮しました(笑)
氷殺は、植物も氷殺してしまうから×です。
notti さま
トウキビの犯人もこいつの仲間に間違いないです。周りをほじくって探してくださいね。気持ち悪いからって、潰さないで隣の畑に捨てちゃだめですよ。きっと、執念深く、また戻ってきますから。
Unknown
先日結球レタスが夜盗虫にやられ穴だらけになってしまいました。葉を剥がしていくと夜盗虫の幼虫が沢山でてきてとうとう今日は小さい結球にしたものを収穫して終了しました。隣の畑のレタスも同じようにやられてました。一度夜盗虫が発生すると秋野菜のときも
出てくるんでしょうか?
夜盗虫退治
夜型の私は、もっぱらその2です。
卵を産み付けられることはありませんが、他所の畑からのアウエーがほとんどです。それだけ気持のうえで好戦的になり、懐中電灯でライトアップしてはピンセットで、昔のピースの空缶に監禁します。
虫
ポタさま
野菜には虫がつき物ですね
口に入るものなので自分も薬は蒔きません
見つけては 割りバシでとります
主人は(虫が食べるくらい美味しいのだから平気だ・・・)なんてのんきな事をいっていますが
最近は自分も草思うようになってきました
吉ちゃん
蛾にならなければ大丈夫ですが。
地面に潜るのが許せないですね。敵も頭を使っています。
sasagawa さま
よそからの侵入でしたら、その4もあります。ただし体力が必要です。畑の周りに1メートルほどの溝を掘るのです。自分の畑側は出来るだけ垂直に。すると溝に落ちたヨトウは侵入できなくなります。溝の中に劇物(農薬)を蒔いておくとイチコロですが、農薬は使いたくないですね。
hana さま
虫がついても必ずしも美味しいとは限りませんよね。毒草にも虫はつきますし、雑草にもつきます。虫の種類によってですけど。虫は捕殺すればすみますが、野菜の病気はどうしようもないですね。私は病気の方が嫌です。