キュウリの雌花蕾を撮っていて、アブラムシのいることに気がついた。アブラムシの種類はワタアブラムシだろうか、有翅アブラムシだ。色は黄緑から黒まで変異に富む。
有翅アブラムシは、アブラムシにとって繁殖環境が悪いときに発生し、飛んで移動する。飛ぶといっても空高く飛ぶのではなく、せいぜい2,3メートルの高さを風に乗って飛ぶのだという。そして、移動先で無翅の子供をたくさん産んで増やす。ワタアブラムシの卵はムクゲなどで、成虫はイヌノフグリの仲間やキク、ナズナ(ペンペングサ)などで越冬する。
ワタアブラムシは、植物の汁を吸うだけではなくウィルスを媒介する。キュウリモザイクウィルスというウィルスだ。このウィルスは、キュウリやメロン、トマトなどにウィルス病(モザイク病)を発症させる。吸汁によってキュウリが枯れてしまうようなことはないが、若い芽につくと生育が悪くなる。ワタアブラムシは、ちかごろ農薬に抵抗性を持ち、農薬をかけてもなかなか防除しきれないので、厄介な害虫だ。
防除法は、周囲に防虫網を張る、きらきら光るシートを地面または周りに張る、水をかけながら歯ブラシで落とす、薬剤散布をするなどだ。自然農法では、トウガラシ液をかけたり、木酢酸を散布すると良いとすすめているが、まだ使用したことはない。
コメント
Unknown
うちもスイカの生育が悪いなって思っていたらアブラムシがいました。
花には遠慮なく殺虫剤を撒いているのですが、野菜にはなるべく撒きたくないんですよね。
払いのけたあとに酢を薄めたものをかけたりしています。
困ったアブラムシ
アブラムシ一匹は弱い存在でつぶしてしまえばいいのですが、いつのまにやらワッと増えていてなかなか退治できません。
あきらめです。
きうりなどの木に勢いがあると付きにくいような気がします。
ゆり さま
薬はできれば使いたくないですね。でも、残留しにくい農薬でしたら使っても大丈夫です。私は異常発生しなければ使わないですけど(笑)
ぎゅうちゃん
1年で何百倍も増えるんですよね。成虫は条件が良いと毎日十数匹の子供を産み、その子供は10日前後で親になって、また子供を産み続けるんだそうです。ねずみ算どころではないですね。それと、アブラムシにとっては気候のいいときは雄は不要なんですね(笑)
暖地に多い
自宅ではアブラムシは気になるほどの被害はほとんどありませんが、第二農場にはすぐ発生してきます。
野菜の健康状態で大きく左右されますね。生育がいいものにはほとんど付いていません。やっかいな虫です。
Unknown
え”~~~~~っ!! アブラムシって、飛ぶのね~っ?? !!!!( ̄⊥ ̄ノ)ノ(笑)
そ、そう言えば…並んで歩いてるところ、見た事がないわ。( ̄∇ ̄|||)
前に、てんとう虫がアブラムシを食べてくれるって聞いた事があるの。
それは本当でしょうか・・・。
ミニ薔薇も、アブラムシが付きやすくて困るわ☆
でも『虫』が嫌いな私は~てんとう虫さえも追い払ってましたーっ!! ヽ(T∇T)ノ(笑)
もいもい さま
生育の悪い野菜にとっては、弱り目に祟り目ですか。しかし、なぜ元気のいいものにつかないのでしょうか。美味しいのにね。
かりん さま
それは不味かったですね(:>
テントウムシにも悪い奴がいますけど。ニジュウヤホシテントウというテントウムシは、ナスやジャガイモの葉を食べてしまいます/(-ゝ-)\
アブラムシは並んで歩きませんが、傍によるとみんな一斉に体を震わせますよ。嫌だなんていわないで、目を近づけて観察してみてくださいよ(*^ ^*)
有翅アブラムシ
有翅アブラムシは毎日の様にお目にかかっていますが、私の目には黒い小さなゴミとしか見えません。指で摘んで捨てていますが、この写真で見ると立派な有翅虫ですね。 明日からは今まで通りに、無抵抗で摘めるでしょうか。
sasagawa さま
見えないのが幸いでしたね。sasagawaさんには悪いことをしたみたいです。
Unknown
アブラムシにはいつも手を焼きます。つまんでつぶしてもきりがありません。あまり薬を掛けるのも嫌ですが最後の手段ですね。また虫との闘いです。
notti さま
いまのところ、このアブラムシが少し見つかっただけで、他にはいないようですから助かります。といっている間に、どんどん増えているかも知れませんね。油断大敵です。
Unknown
昨年はこのアブラムシには痛めつけられたので注意していましたが旅行から帰ってナスを良く見ると黒っぽいアブラムシが集っていました。潰しておきましたがまたすぐに発生するんでしょうね。
じゃがいもの疫病トマトにうつらなければ良いですね。
吉ちゃん
アブラムシは小さいですし、喰い跡もないので気がつきにくいですが、無視出来ない虫ですね。
いまのところ疫病は大丈夫ですが、梅雨に入ってからがが心配です。