クマバチとキュウリの花

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 大きな羽音をさせて、丸くて黒い大柄な蜂がやってきた。はじめはハーブの蜜を吸っていたが、そのうちキュウリにも。

 姿からするとクマバチらしい。クマバチは、他の蜂と違って集団で営巣することはなく単独で朽ち木などに巣を作るそうだ。藤の花にたくさん飛んでくる、あの蜂だ。見かけが大きいので刺されたらさぞ痛いだろうと思うが、彼らはいたっておとなしく、何もしなければ刺すことはない。とくに、刺すのは雌だけで雄は刺さないそうだ。但し、私のような素人では、どれが雄で、どれが雌かの違いは見分けられない。

 クマバチの前足と上半身はモジャモジャの毛で覆われている。そこに花粉が真っ黄色についているのを見ると、何となくほほえましく感じる。

 画像はキュウリの雄花に潜って蜜を吸うクマバチ。このキュウリは単為結果性(受精しなくても実が大きくなる)が強いから受粉の必要性はないが、クマバチはそんなことには関係なく、せっせと花粉媒助に精を出す。

コメント

  1. ゆり より:

    Unknown
    クマバチとスズメバチも見分けがつかないです。
    足の長いものがアシナガバチでしょうか?
    私の場合、全部ひっくるめて蜂です。(笑)

  2. ポタ より:

    ゆり さま
    恐いものは、じっくり見ていられませんよね。無理はないとおもいます。
    私は動くものを見るとシャッターを押さないではいられなくなるんです。とくに飛ぶ虫が好きです。

  3. 菜園ブログ より:

    クマバチ
     ここ数日は虫の写真を拝見していますが、小さくて動く被写体を上手に写されるには感心しています。 
     虫を追いかけてたのでは間に合いませんし、ポイントを決めて待っていたのでは来てくれません。 なかなかシャープな、いい写真は撮れません。

  4. notti より:

    クマバチ
    足に沢山花粉をつけて忙しそうにしているクマバチ私も見た事あります。キュウリは受粉の必要なくても密集めに精出してますね。今日遅まきながらキュウリを移植しました。野菜は順調ですがこれからも暖かい日が続いて欲しいです。

  5. ポタ より:

    sasagawa さま
    私は虫の言葉が分かるんです。というのは冗談ですが、ある程度、つぎはどの花に行くかを予測します。マクロの望遠(105ミリですから、その1.5倍くらいありますね)で写真ことが多いです。コンパクトカメラでも撮ります。
    この虫たちに感謝しながら撮っています。明日も載せますよ。

  6. ポタ より:

    notti さま
    キュウリがはやくとれるといいですね。
    梅雨に入ったと思ったら、次の日からずっと晴です。水曜日まで晴の予報です。畑は暑いです。

  7. 吉ちゃん より:

    Unknown
    先日庭の紫陽花の咲いている所から大きな音を出して
    私を威嚇して飛んでいきました。あれは雌のだったかは定かでありませんが人間社会も虫も雌が強いんですね。

  8. ポタ より:

    吉ちゃん
    威嚇するのは縄張りを守ろうとする雄らしいですよ。
    縄張り争いは動物の本能なんですね。

  9. もいもい より:

    クマバチは恐くない
    クマバチは恐くありませんね。図体が大きいから迫力はありますが、威嚇された事はありません。放っておくにかぎりますね。大切な受粉係りです。

  10. ポタ より:

    もいもい さま
    クマバチは、大きな丸い体と羽音にびっくりする人が多いですね。藤の花にはたくさん来ますが、向かってくることはありません。やさしい蜂ですね。