ウェストが針金のように細い蜂がスウィートフェンネルの花にやって来た。ジガバチの仲間らしい。我がネイチャーアートの師によれば、キゴシジガバチではないかという。そういわれると、腰が黄色いし、足も踏切のデザインのように黄と黒のツートーンカラーだ。
調べてみると、この蜂はアナバチの仲間で、土塊を運んで壺を作り卵を産むそうだ。卵もそのまま壺の中に産むのではなく、蜘蛛を捕まえてきてその体に生み付ける。卵が孵化したときの餌だ。泥の壺はひとつ作り終えると、その隣にまた作る。そして何個も作るので長細い土の塊のようになる。コンクリートの壁などに作るそうだ。
ジガバチの仲間は、餌を捕まえてそこに卵を産み付けるようだ。ジガバチは種類によって土に穴を掘るもの、竹などの筒の中に卵を産むもの、そしてキゴシアシナガバチのように土で壺を作るものなどがある。
このジガバチ、ダイエットを志している人たちに見せたらなんと思うだろう。
コメント
ダイエット
アナバチ見た事がありませんが興味ある生態ですね。
この蜂ウエストが細くて羨ましいです。
でもダイエットは体重軽いのでこれ以上はご勘弁を。
notti さま
この仲間はみんなウェストが細いですが、とくにこの蜂は細く見えますね。
こんなに細くて、内臓はどうなっているのか解剖してみたくなります。
Unknown
人のふんどしで相撲をとるような習性をもった蜂もいるんですね。画像の様にこんなスマートな姿をした蜂は見たことがありません。一度見てみたいものです。
吉ちゃん
この蜂は毎日のようにハーブにやってきます。肉食なのだと思っていましたが、蜜を吸っているのでしょうか。花粉を食べているのでしょうか。定かではありません。きっと、油分をとらないからスマートなのかも。
取れそう
花弁に胴が引っかかって取れたりしないんでしょうか?不思議な胴ですね。昔の女性でコルセットで無理やり細くした人がいたようですが、体に悪いですよね。
もいもい さま
この細いウェストの中身が知りたいです。
本当に中世のコルセットみたいですね。