このエダマメは、黒大豆の系統。ご存じ、エダマメはダイズを若どりしたものだから花はダイズの花と同じだ。
ダイズの花は、いつ咲いたのか気がつかないほど小さい。これでは昆虫も授粉が大変だろうと思うが、そこはうまくできたもので、ダイズの花は自家受粉だ。つまり、自分の花の花粉が雌しべについて受精する。通常は蕾のうちに受精してしまうそうだ。これではミツバチなどの力を借りる必要がない。
こんな理由から、遺伝子組み換えダイズの栽培は他品種との自然交雑の危険性はないということだが、全くないということではない。ミツバチなどによる交雑は普通のダイズ畑で0.06%との研究結果がある。ということは、少なからず交雑の危険性があるということだ。ちなみに、日本では、この危険性を重んじてか、他品種との距離を10メートル以上離すように規制しているが、アメリカ合衆国では0メートルになっている。
さて、ダイズの花の写真を撮ろうとしても、花が葉の陰に隠れているので、いつの間にか咲き終わって実になっていることが多い。花は早朝に咲くらしく、気がついたときには窄んでいる。夜型人間には不得意な被写体だ。また、花も小さいので、少しでも風が吹くとぶれてしまう。花の色も白く、露出補正しないととんでしまいがちだ。そんな理由で、やっと撮った花が、この画像だ。
エダマメは、遅く栽培すると害虫の被害が大きくなるという。このエダマメの収穫は8月ごろの予定だが、うまく育ってくれるだろうか。
コメント
小さい花を
小さな花をよく撮りましたね。
黒大豆の花が白いとは気がつきませんでした。
最近種をまいたので、花が咲いたら観察してみます、(でも忘れそうです。)
Unknown
こんにちは~!
枝豆は今年は2度まきましたが、みんな虫に食べられ、
芽も出ませんでした!(涙)
いいな~。きれいなお花です。
きゅうりも小さいの(3センチくらい)ができますが、
みんな黄色く枯れてしまいます。
今年は不作か!(涙)
Unknown
枝豆の花はほんとに小さいですね。
今年はじめて栽培したので、えっ、これだけ?って思いました。
花びらがひらいていますね♪
私が見たのもしぼんだ後だったのかもしれません。(笑)
ぎゅうちゃん
黒大豆が白い花。そういわれるとそうですね。ピンクっぽいダイズの花もあるようですね。私は2品種作りましたが、両方とも白です。
カーメルさま
先にまいたダイズは来週収穫します。
後のは花盛りです。どちらも発芽しないものがありました。たくさん作れば、少しぐらい発芽しなくてもカバーできますね。
キュウリが黄色くなってしまうのはどうしてでしょうね。プランターですか?
肥料が多すぎるか少なすぎる。水が多すぎるか少なすぎる。プランターが小さすぎる。このどれかが原因でしょう。
ゆりさま
あっという間に咲いて、あっという間に実になってしまうのがエダマメですね。こんな小さな花から、よくあんな大きな実がなるものだと感心します。
Unknown
枝豆の花あまり気をつけて見ておりませんでしたが
気がつかないくらい小さいと言うことですね。
これから花が咲きますのでボタさんに見習って観察します。
Unknown
私の畑の第二段に定植した茶枝豆に今は小さな細かい花が沢山咲いています。私は昆虫が受粉すると思っていましたが自家受粉するんですか。植物の世界ってそれなりに上手く調整出来てるんですね。
小さい花なのに良く撮影されてますね。感心しています。
notti さま
小さいですから見落とさないように気をつけてくださいね(笑)よく見ると可愛い花ですよ。
吉ちゃん
白い花は自家受粉するものが多いらしいですね。
この画像はマクロレンズで撮りました。少しでも風があるとぶれるので、小さなものを写真ときは大変です。風よけでも作ればいいのですが、ものぐさなので行き当たりばったりで、おまけに手持ち撮影です。
自家受粉
枝豆はほとんど自家受粉なんですね。そういえば花をしげしげと見たことはありませんでした。
F1も多いので種を取っても同じものにはならないんでしょうね。
もいもいさま
今日見たら上の方の花が咲いているだけで、もう満開時は終わりかけていました。
ダイズなどマメ科の野菜は固定種です。花の構造上F1を作っても採算がとれないからです。