ソルゴーの葉に小さな金色の虫がとまっているのを見つけ、写真を撮っていた。普段は気にもしない小さな虫も、マクロレンズを持つと近寄って撮ってみたくなる。そんななかから思っても見ない発見がある。
この小さな虫、はじめは金バエの仲間だろうと考えていた。ハーブの花にはたくさんの金バエがやってきて蜜をなめていたからだ。しかし、観察しているうちに、急な動きをしたかと思うとアブラムシを捕まえている。あまりに小さいので、そのアブラムシが生きていたものなのか、それとも死んでいたものなのかはわからない。生きていたとすると、この微少な昆虫はアブの仲間だと思うが、死んでいたとするとハエの仲間というこになるだろう。
ソルゴー(ソルガム、モロコシ、コウリャン)は、中国のマオタイ酒やコウリャン酒の原料に使う植物だが、この植物を畑の周りに植えておくと、害虫が野菜につかなくなるということだ(このような植物をバンカープランツという)。もし、この虫がアブだとすると、ソルゴーのバンカーとしての働きがあるという証拠写真になるので、私にとっては貴重な資料になる。
コメント
Unknown
金バエかと思いましたがマクロの世界も新たな発見があります。
ソルゴーのバンガーだとしましたらボタさんの研究がまた広がりますね。
マクロレンズ
マクロ写真を撮りながら虫の行動研究をなさるのも、マクロレンズを常日頃使い込んでおられる結果でしょうね。
非常にシャープにハエの姿が捉えられていますね、さすがだと思います。
Unknown
ポタさん
凄い研究熱心ですね
感心致しました。キンハエなど最近は見かけなくなってきましたね。それだけまわりの環境が綺麗になって
きたと言う事ですか?マクロ画像から色々な発見があるということですね。素晴らしい大発見に繋がりますね
Unknown
ポタさんは本当に観察力が凄いですね。
チョッオ見たら金蝿だと思いました。手伝いをしている農家のナス畑の周りにソルゴを植えてありますが害虫をそこで防ぐ役割は直に見ていますのでわかりますが、この金色の益虫までは観察できません。
notti さま
マクロでものを見るといろいろな発見があって楽しいですね。畑は暑いですけど。
sasagawaさま
花と虫をテーマに以前からマクロを使っています。でも、オートだとレンズが出たり引っ込んだりで、なかなかピントが合いません。ですから、ほとんどマニュアルフォーカスで、手持ちで撮っています。
虫は動き回るので難しいですね。
hanaさま
私のハーブ畑にはキンバエもたくさんやってきます。気がつかないだけで、戸外にはたくさんいるのでしょうね。
再発見ですね。どなたかがもうすでに研究されているものだと思います。この小さな虫にも名前がついていることでしょう。
吉ちゃん
この虫のほかには、今のところ発見はありません。強いて言えばアマガエルがやってきているくらいです。
幸い、農薬もまいていないのに、畑の野菜にはアブラムシが1匹もいません。ソルゴーの効果でしょうか。それとも、これから突然大発生するのでしょうか。
ソルゴー
ソルゴーを蒔いても蒔いても芽が出ません。相性が悪いのか蒔いた時期が悪いのか種が悪いかです。
第二農場はアブラムシがひどいのでソルゴーがあればよかったと思います。アブラムシの防除は難しいですね。
もいもいさま
発芽まで何日かかかりますが、どのくらいたったのでしょう。
昨年は畑の周りに小麦をまきましたが効果がありました。来年は畝間にもまくつもりです。