サトイモの保存は10℃くらいが良いらしい。そこで、収穫直後に畑に穴を掘って埋めておいた。このサトイモは、昨日穴から掘り出したもの。保存するときには、親芋をつけたままにすると腐りにくい。ただし、土に埋めて保存する方法は、寒い地方では無理だ。この画像は、泥を洗い流したあと、何個かの子芋を外したものだ。
このサトイモは、子イモだけを食べる種類だが、このほかに親イモと子イモを食べるもの、親イモを食べるものなどがある。子イモだけを食べる種類は、親イモはえぐくて食べられない。ヤツガシラは親イモを食べる種類だが、子イモも食べられる。ただし、子イモはかなり小さい。
どの種類も、種イモには子イモを植える。その子イモは親イモにつけたまま保存する。そうしないと種芋が腐ってしまうのだ。サトイモの子供達は、春になってイモを植え付ける頃に初めて親離れすることになる。
コメント
Unknown
えっ!親芋に付けておかないと種芋にできないのですか?
私は発泡の箱に入れて室内で保存しています。湿度を適当に保つのが難しいですね。干し芋になるか黴びるかしやすいです。果たして上手く春まで保たせられるのやら…
もいもい さま
親イモから外すと切り口から腐りやすくなりますので、普通は切り離しません。私のところは中間地ですから、茎の切り口を下にして、掘り上げたイモを株ごと50㎝くらいの穴に入れ、藁をかぶせて、さらに土をかけておきます。排水の悪いところだと腐ります。
私は藁の代わりにドンゴロス(コーヒーの生豆用麻袋)をかぶせました。
Unknown
私は毎年、里芋は大体ホームセンターで種芋を買ってきて植えることが殆どです。収獲したものは親イモから小芋を離してしまいます。 ポタさんの様にして種芋を確保していけば良いのですが、横着者なので簡単な方を選んでしまいます。
吉 ちゃん
私はサトイモ類をあまり作りません。狭い家庭菜園では、場所もとりますので栽培はむずかしいです。畑も水田あとなどだといいと思うのですが、普通の畑では水の便がよくないと良いものはできませんね。
今年は、段ボールのマルチと雨が通路にたまるように工夫して乾燥を凌ぎましたが、それでも葉が枯れ始めて株が傷みました。
今年作った里芋類は、子芋をつけたまま土に埋めて保存してあり、必要なときに掘ってきて食べています。余れば、今年の種芋にできるかも知れません。
里芋
この写真は芋をひっくり返して、生っている状態で言えば下から撮られたのですか?
うちは、親芋を食べ終えて、やっと小芋を戴けるようになりましたので、穴掘りをせねばなりません。
sasagawa さま
下から撮りました。子イモもまだついた状態です。大きさが分からないので計量スプーンを一緒に写しました。
私はヤツガシラと赤芽(セレベス)がまだ埋めてあります。