ネストトラップ

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クマバチなどの巣作りを助けるため、ネストトラップを作った。

karibati  mansyon.jpg

これがそのネストトラップだ。

畑の一隅に支柱やビニールハウス用のパイプなどを乗せるための棚がある。
そのパイプでクマバチが子育てをしているのに気がついた。
以前から、クマバチや一部のハナバチや狩りバチのために、枯れ枝や竹などを束ねたものをどこかに設置しようと思っていた。
その思いが、今日やっと実現した。

棚の上に、イチジクやブラックベリー、ウドなどの剪定枝と一緒に竹を短く切ったものを束ねて置いた。

クマバチなどは、口で木を削って穴を穿ち、卵を産みつける。
しかし、パイプ状のものがあるとそこに産卵するらしい。
人が、設計図を作り自分の気に入った家を建てるかわりに、簡単な建て売り住宅を買うのと同じだ。

花蜂は受粉に、狩り蜂はイモムシなどを退治してくれる。
私にとっては大切な味方だ。
自然が乏しくなったいま、自然を畑の中に呼び戻す工夫も大切だ。
ちなみに、竹はホームセンターで買ってきた中国産の支柱用で1本60円。
今回は5本使ったので、合計300円。
この竹を、穴が両サイドに来るように40センチくらいに切り刻んだ。

いまは、蜂たちがこのトラップに卵を産むことを願うのみだ。