ルートラップ(遮根シートで作られたポット)の新製品が出た。
ルートラップは、根を通さない不織布で作られたポットだ。
このポットは、借地に果樹を植えるときなどに便利。
樹種にもよるが、数年の間ならばルートラップに苗木を植えておけば、いざというときにすぐに掘りあげられる。
もともとは、植木屋さんが使用するために開発されたものらしいが、いまはマンゴーやトマトなどの栽培にも使用されている。
アピオスやキクイモ、ホースラディッシュなど根を取り残すと雑草化してしまう野菜も、このポットに植えておけば安心だ。
小さなルートラップは、ミントなどのハーブにも使える。
ところで、今回紹介するのはポットの上部が糸でかがられたもの。
樹が大きくなったら、この糸をほどいて袋を平らに広げ、シート状にすることができる。
メリットは直根が下に伸びないため、余計な水分の吸収を防ぐことができる。
その結果、樹形がコンパクトになり、余計な水分の吸収が妨げられるので果実の糖度も高くなるという。
もちろん、借地での使用は無理だが、広い畑がある人にはお薦めしたい商品だ。
製品に興味のある方はhttp://www10.ocn.ne.jp/~h1960128/をご覧下さい。