ウルイ(うるい)

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ウルイ(うるい)の花が咲いた。

画像はウルイの花。

ウルイの和名はオオバギボウシ。
東北地方ではウルイといい、以前から若い芽を山菜として利用していた。
リュウゼツラン科(ユリ科)ギボウシ属の多年生植物。
ギボウシの仲間は日本に多く自生するが、欧米で改良されてホスタという名前で逆輸入されている。

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じつはこのウルイ、ポタケで栽培したもの。
ウルイは日陰が好きな植物だから、夏の間は遮光ネットで覆っている。
名前のとおり、葉も草丈もかなり大きくなるので普通のトンネルではつかえてしまう。
そこで、支柱を四方にたてて、その上にネットをかけている。

ウルイは芽が出たばかりの軟らかい葉柄を食べる。
また、土をかけて軟白したりもするが、ポタケ流では回りを畦畔で使う波トタンで囲い、中に籾殻を詰めている。
軟白しないと葉柄しか食べられないが、こうしておくと葉まで美味しく食べられる。
クセがなく、ヌルリとした食感が日本人好み。
ぬた、お浸し、汁の具などにして食べる。

収穫するときは何本か芽を残しておくと来年また収穫できる。
そして、花も楽しめる。