イチゴは食べる部分を実といっているが、植物学的には花托という花の台の部分だ。
花に近づいてみると、花弁の内側に雄しべが並んでいる。その内側にはたくさんの雌しべがついている。この雌しべの元には子房があり、受精すると果実(一般には種子といっているが)ができる。雌しべの数だけ果実ができるわけだ。
買ってきたイチゴを潰して裏ごしし、果実(種子)についた筋とぬめりを綺麗に取り去ってから土(綺麗に洗った砂かピート板がよい)にまくと、イチゴの芽が出てくる。初め小さな丸みを帯びた双葉が、そして、ギザギザの本葉が双葉の間から顔を出す。うまくいけば来年には実がつく。もちろん、この苗は世界に1本だけのオリジナルの品種ということになる。ただし、食べたイチゴと同じように、よい実がつくかどうかは分からない。
コメント
露地イチゴ
露地イチゴはすぐ終わるのではかないですね。
ちょっとしたトンネルなどで長期間集荷できるようには出来ないのでしょうか?プロはハウスでしていますが、普通の人はまねできません。
ランナーの管理も苦手です。種で上手く増やせられたらいいのですが…
もいもい さま
両端をあけたトンネルをかけると少し早くからとれます。また、雨にかからないので病気にもかかりにくいですよ。こうすれば、露地でも少しは長く楽しめます。
Unknown
こんばんは。おじゃまします^^
ご自身で種を採って作ってらっしゃるんですね!凄い!
一度はいちごを作ってみたいんですが、なかなか手間がかかりそうで億劫になってます。
市販のイチゴから種を取るのは面白そうなのでチャレンジしてみたいです!!
イチゴの花
写真のお陰で、イチゴの花の構造がよく解りました。
改良に改良を重ねられて出来たイチゴでしょうから、どんな実ができるのでしょうか? 世紀の新品種がでるかも?
イチゴ
このお花一厘で15~6個位の実がなるのでしょうか?
家にも植木鉢でワイルドストロベリーを育てていますが
可愛い実が沢山なります。見ていて可愛いですね。
Unknown
ポタさん
こんばんは イチゴの季節になるとうれしくなって毎日のようにいただいています。イチゴのことは何も知らずにただ美味しい美味しいといただいてしまっています。白いお花は可愛いですね。
naoさんと同じようにワイルドストロベリーを鉢で育てています。可愛い実をケーキに添えたりヨーグルトに乗せたり楽しんでいます。
livestrong さま
この株は市販の品種です。自分でとった種は畑では作りません。ろくなものしかできそうもないですから。
イチゴ栽培は楽ですよ。いちど作ってみてください。
sasagawa さま
これは市販の苗です。
こうしてアップで見るといちごの花の構造がよく分かりますね。
nao さま
この花1個で1個の実です。
雌しべの元に小さな種(本当は実ですが)ができます。イチゴの実の表面のブツブツがそれです。
Yu さま
ワイルドストロベリーは可愛いですね。最近のイチゴは少し大きすぎます。一口では食べられないほどの大きさですね。
そのうち、リンゴみたいに大きなイチゴになるのでしょうか。種も一緒に大きくならなければいいのですが。