この花はヒトリシズカのアップ写真。花といっても花弁がなく白く見えるのは雄しべ。1個の花が、3本の雄しべと1本の雌しべで構成されている。雄しべの元の下側には花粉がある。寒天状に光って見えるのが雌しべの柱頭だ。
花を撮り終わってから画像を拡大して見たら、花穂の下の方にハナグモが写っていた。
このヒトリシズカは、40年前に母が我が家に持ってきたもの。その母も、先日102歳で逝ってしまった。植物が大好きで、よく野山を歩き回っていた。私がこの道に入ったのもそんな母の影響。
ショウジョウバカマ、ヒカゲツツジ、ササバギンラン、ミヤマウズラ、イワカガミ、イシモチソウ、シャシャンボ、ネジキ、ナツハゼなどは岐阜の裏山を一緒に歩いて覚えたもの。その頃が懐かしく思い出される。
コメント
これで花?
花に似たクモは、カモフラージュのつもりでもぐりこんでいるんですね。この花にもぐりこんでいるうちに、そっくりになってしまったんでしょうか?
鏡が無くても自分の姿がわかるのか不思議です。
Unknown
ポタさん
こんばんは 102歳のお母様が旅立たれたとか お寂しいことでしょう。いくつになってもただいてくれるだけでうれしいのですよね母親って。
私の母も山野草が大好きでした。私もいつの間にか好きになっていました。
昨日お庭で撮したばかりですのに何のお写真か判りませんでした。ヒトリシズカこんなふうになっているのですか。勉強になりました。
ぎゅう ちゃん
クモフラージュでしょうか。
これじゃ、クモがいるなんて見抜けないですね。
Yu さま
写真見に行きたかったのですが……。
またの機会を楽しみにしています。
私の写真はアップが多いですね。撮ってからいろいろ気づいたりすることもあります。
Unknown
素晴らしいお母様だったのですね。
102歳とはご長寿でしたね、それでも
お悔やみ申し上げます。
Unknown
お母さんはご長寿でいらっしゃったのですね、うちの母も白寿を過ぎて亡くなりました。
昔の人達は、自然と共に生きて 元気だったのでしょう。
かわせみ さま
ありがとうございます。
自然が好き、動くのが好きなので元気だったのでしょう。
菜園ブログ さま
まだまだ元気で長生きするとは思ったのですが。
sasagawaさんのお母さんも白寿まで……。
体を動かすことと、頭を使うことがいいのでしょうね。
ヒトリシズカ
102歳のご母堂様がご逝去なされてお寂しいですね。心からお悔やみを申し上げます。珍しいヒトリシズカの花弁がない花の生態を見せていただきありがとうございました。ハナグモの擬態にも感心しました。