画像はゴボウの葉についたアブラムシ。アブラムシの種類は、ゴボウヒゲナガアブラムシらしい。アザミなどキク科の植物につく。
このアリは、アブラムシの分泌物をいただきに来たものだ。アブラムシをアリマキ(蟻牧)ともいう。アリの牧場という意味だろうか。英語では、Ant cow。アリの乳牛といった意味か。
しばらく観察していると、大きな蟻が現れた。クロオオアリだろうか。小さな蟻も現れた。いろんな蟻がくるところを見ると、特定の蟻と取引をしているわけでもなさそうだ。
アブラムシの分泌物は甘いらしい(まだ、舐めてみたことはない)。分泌物で汚れた葉や果実には黒いカビが生える。その状態を「すす病」と呼ぶが、植物の病気ではない。ただ、黒くベタベタと汚れるために商品価値がなくなってしまう。
ちなみに、アブラムシの天敵はテントウムシ、テントウムシの天敵はアリだ。アリはテントウムシからアブラムシを守り、その代わりに甘い汁を吸っている用心棒ともいえる。
コメント
天敵
自然は巧い具合になっているのですね。
私もアブラムシを見るとすぐ削除しますので
人間もアブラムシにとっては天敵かもね・・・
かわせみ さま
何といっても人間様がいちばんの害獣です。植物も動物もみんな喰ってしまう悪い奴です。地下資源まで喰うのは人間だけですね。
ご無沙汰しました
今日は朝から雨が降り続きます。
ゆっくり拝見していましたら、「胡蝶蘭の絵」・・・
素晴らしいですね~!
豪華な胡蝶蘭を優しい眼差しで見つめて描かれた絵は、見る人の心を優しく惹き付けます。
深みのある淡い色が、胡蝶蘭を更に美しく表現しているように思います。
美しい絵を見せて頂いて、私は心豊かな気持ちになりました。
ありがとうございます。
小鳥沢 さま
ご覧いただき、またお褒めの言葉ありがとうございます。
これからも描いたものはできるだけアップしていきたいと思います。それには、恥ずかしくない絵を描けるようにしないといけませんね。
ゴボウヒゲナガアブラムシ
こんばんわ!
ゴボウヒゲナガアブラムシはネギ来る黒いアブラムシと同じでしょうか?
自然の仕組みはうまく出来ているのですね
Heyモー さま
ネギはネギアブラムシですから違います。
こんな小さな体でも、種類によって食べ物の好みがあるようですよ。
アリマキ
アブラムシとアリとテントウムシの関係がよく判りました。
ゴボウにも専任のアブラムシがいるのですね、油断なりません。
菜園ブログ さま
モモアカアブラムシとワタアブラムシはいろいろな野菜につくようです。そのほかに専属のアブラムシがいますから、それを囮にして天敵を呼び寄せれば野菜のアブラムシを防除することができます。