キンジソウを収穫した。キンジソウは漢字で金時草。葉裏が赤いので金時豆に似ているということでついたらしい。また、赤が濃いほど品質がよいとされ、栄養価も高いそうだ。
キンジソウの標準和名はスイゼンジナ(水前寺菜)。キク科の野菜で、熊本の水前寺あたりで栽培されていたもの。石川県では加賀野菜としてキンジソウの名で売られている。なお、ハンダマは沖縄地方での呼び名。同じ野菜で3つも名前があるものも珍しい。
今回は、お浸しと天ぷらにしてみた。お浸しにすると、ややヌルッとした食感だが、ヌルッが嫌いな人にも食べることができるくらいの度合い。あっさりしていて食べやすい。天ぷらにしてみたが、これも美味しい。この野菜が普及しないのは採算性の問題なのだろうか。もっと普及してもいい野菜だ。
栽培は簡単。熱帯性の野菜なので厚さに強く、これからが収穫の適期だ。アブラムシが着くことがあるそうだが、病虫ネットのトンネル栽培なので虫もつかずに順調に育っている。
収穫は、先の軟らかい部分を摘むだけ。簡単に折れるので手間もかからない。摘むとその下のわき芽がすぐに伸びてくる。
冬の寒さには弱いので、枝先を挿し芽して室内で育成、春になって霜のおそれがなくなってから露地に植え出す。
コメント
お味は?
キンジソウは近くの農協でも売っています。
生産者の方が食べ方を書いた紙を張っていますが、いつ行っても売れ残っているところを見ると普及するのは難しいのかもしれません。
私もどんな味?と疑っていますから。
ツルムラサキはエグミがあるらしいし、アシタバもクセがあると聞きトライしていません。
キンジソウはその点どうなんでしょうか?
モロヘイヤやクウシンサイはおいしくいただいているんですが。
野菜に関しては保守的な人が多いですね。
母などはモロッコインゲンも食べませんから。
今年は初めてシカクマメを育てているので楽しみです。
あやけい さま
私はツルムラサキの土臭いのが嫌です。フダンソウも同じです。ホウレンソウにも根元がくさいのがありますね。アシタバはセリなどが食べられれば大丈夫です。私は食べます。モロヘイヤや空芯菜が食べられればキンジソウは大丈夫です。私はどうしてこんなにおいしい野菜が普及しないのか不思議です。妻も味にうるさく、アシタバやモロッコインゲンはあまり好きではないと言いますが、キンジソウは美味しいといっています。
Unknown
わぁ!キンジソウですね。
生まれ故郷の金沢でよく食べましたね。
東京でも八百屋さんなどで見かけると
つい買ってしまいます。
血液を綺麗にする働きがありますので
ありがたい食材ですよね。
Unknown
ポタさん
こんにちは
キンジソウは食べたことがありませんでした。
今度お店で注意して探してみようと思います。
美味しいのに食べたことがないお野菜ってたくさんありそうです。
きんじそう
暑い時期に食べられる葉物が欲しいと思っています。
ツルムラサキ、モロヘイヤ、クウシンサイは好きではないので、キンジソウを食べてみたいですね、種から育てるのでしょうか?
Unknown
キンジソウは食べた事がありません。
実はキンジソウの実物を見たこともない、似非主婦です^^;
火を通してもこの鮮やかな色なのでしょうか?
一度食してみたいと思います。
oquri さま
スイゼンジナ、美味しいですよね。ポリフェノールをたくさん含んでいるのでガン予防などにも効果があるそうですね。
Yu さま
八百屋さんではほとんど見かけませんね。
どうしてなのかよく分かりません。
クセもなく食べやすいと思うのですが。
菜園ブログ さま
キンジソウは苗からです。
挿し芽をして暖かいところで冬越しします。
私は苗を購入しました。
挿し芽がうまくできれば、お送りしてもよいのですが。
ものぐさの私にはちょっと不向きな作業です。
すぷらうと さま
食べたことがないのが普通ですよ。
熱を通すと少し黒っぽくなります。
ゆで汁が紫色で、捨てるのがもったいないくらいです。天ぷらが美味しかったですよ。
つぎはチャンプルーにします。
だんだん、沖縄にハマってきたみたいです(笑)