ここ2,3日は、快晴というわけにはいかないが、日中の気温も10℃以上になり春の気配だ。菜園にも春が戻ってきたようだ。
昨年末は、急に冬の寒さがやってきたので、春作の準備もろくにしないで畑を遊ばせてしまった。適期に播いたスナップエンドウも、12月になっても発芽しないので、鳩にでも食われてしまったのだろう、仕方がないから春にまき直そうと考えていた。先日、畑を見回ったらいつの間にか、芽が出ていたのに驚いた。ニラも数センチ赤い芽を伸ばしている。今週の初めに見たときにはまだなかったのだが、いつの間に伸びたのだろう。
虫除け用に畑の中に植えてあるオレガノは、まえの冬には枯れずに冬越しできたので覆いをかけなかった。しかし、さすがに今冬の寒さにはこたえたらしく、直径2メートルに育っていた株も枯死状態だ。株の元の方に少しばかり残っている緑が生き返ればいいのだが。
今年は、ルートラップを使った甘いトマトも作る予定だ。ルートラップというのは商品名で、植木屋さんが使うシート状の袋で、根を通さない防根シートでできている。根が畑に深く入らないようにすることによって、水分と窒素の管理がし易くなるため甘いトマトがつくれる。永田式トマト栽培の原理と同じだ。
もうひとつの計画は、玄関先で養液栽培(水耕栽培)をすること。作付け時期に、シルバーシートが手に入らなくて、いつもやりそびれていたが、今年は早めに買っておいたので栽培ができそうだ。夏になったら、「玄関先メロン栽培」なんてこともやってみたい。