所用で新宿に出かけたついでに、上野に回ってサクラを見てきた。
上野駅を降りて公園に向かう。京成上野駅の脇の階段には似顔絵描きさんが、10人ほどイーゼルを立てている。いつもは2,3人だが今日はことのほか多い。
桜は、満開。時折、風に花びらが舞う。サクラの木があるところにもないところにも、空き地という空き地に宴席が作られている。宴席にはぶるーしーとが敷かれ、段ボールとポリテープで仕切られている。その中は人でいっぱい。中には人が多すぎて座れずに立ったまま宴会をやっている所もある。
歩道にも人があふれている。「写真を写真ために立ち止まらないで下さい」と園内に放送が流れる。まるで、正月の明治神宮のような人混みだ。上野公園には、およそ2時間いたが座るところもなく、ゆっくり立ち止まってサクラを眺めるわけにもいかず、一回りしただけで早々に引きあげてきた。
ことしは行かなかったが、新宿御苑も、千鳥ヶ淵も、浅草も、毎年似たり寄ったりの雑踏だ。地方ではこれほどの混雑ではないかも知れないが、サクラに群がる様子は同じだ。これほどまでに日本人の心を惹きつけるサクラの魅力はいったい何なのだろう。
コメント
こんにちは
すごい人ですね!!いいな~桜・・っていってしま
いました。(笑)こっちはまだまだ蕾が硬いです。
開花予想も23日頃だったと。
でも、ゆっくり見れないっていうのも写真から
解かります!