カタクリ群生地 三毳山 とちぎ花センター

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 栃木県の三毳山(みかもやま)にある「とちぎ花センター」にいってみた。

 1,400平方メートルあるという大花壇には、20,000株のビオラとパンジーが満開。まさに花の絨毯だ。よく見ると花壇には縦横に灌水チューブが設置されていて、一定間隔に小さな散水ノズルが取り付けられている。これだけの面積を手で灌水するのは大変な手間が必要になるが、これならコックひとつひねればすむ。

 裏手の山は、コナラの芽生えとヤマザクラの花とでいかにも春らしい景色だ。
万葉集に、「下毛野 みかもの山の 小楢のす まぐはし……。」(下野の みかもの山に 茂っている小楢(コナラ)の葉の美しい……)と歌われているのをみると、昔の人もこの景色を眺めていたのだろう。そう考えると、なにか不思議な気持ちになる。

 昨年来たのも今頃だったが、その時はちょうどカタクリが満開だった。今年は暖かい日が何日か続いたので花は終わっていたが、その代わりに、林床には、ヤマブキソウやクサボケ、イカリソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、スミレ(写真:種類は不明)などの花がちょうど見頃、咲き残りのヤマシャクヤクも見ることができた。

いつも帰りに寄る駐車場わきの農産物直売店は改修のため来週まで休み。筍でも買って帰ろうと思っていたのだが当てがはずれてしまった。

コメント

  1. 菜園ブログ より:

    所謂「のすみれ」について
    小さな「すみれ」がよくとれています。うちの庭にも数種類のすみれが自生しています。ゴルフ場でOBを打って、ノリ面にボールを捜しに行くと無数のすみれが咲いていました。私達はこれらのすみれを「のすみれ」と一括りにして呼んでいますが、いろんな種類があるのでしょうか?