久しぶりに江戸川堤のサイクリングコースを走ってみた。
一昨年だったか、野田橋の下を通る自転車道が完成した。これで、家から浦安まで、車道を走らずに自転車で行くことができる。といっても、20年以上も長い距離は乗っていないのでしばらくぶりの走行だ。
昨日の関東は5月中旬の気温。いつもならば川風で寒いくらいの時期だが、上着もいらないくらいの暖かさだ。河川敷は牧草で緑一色、ヒバリやウグイスの囀りも聞こえてくる。サイクリング道の道端にはタンポポやカラスノエンドウ、スイバ、ヒメオドリコソウなど、春の野草が花盛りだ。
タンポポというと、その辺に生えているのはセイヨウタンポポが当たり前のようになってしまったが、江戸川堤のタンポポは日本在来のカントウタンポポだ。堤防の斜面に牧草が播かれてから、タンポポが少なくなってしまったように感じていたが、しばらくぶりに行ってみて以前通りに復活していたので安心した。
堤にはクコのやわらかそうな若芽も伸び始めている。いつもポケットに入れて持ち歩いているポリ袋に、ひとつにはタンポポとカラスノエンドウの花を、もう一つにはクコの芽を摘んで帰った。
タンポポの花はコップにさしてテーブルの上に。クコの若芽は、やや多めの塩を入れた湯でさっと茹でて細かく刻む。そして、炊きたてのご飯に混ぜる。これが茶人が好んで食べるというクコ飯だ。クコの芽のほのかな香りと塩味が何とも言えない。
コメント
花の種類
わざわざご返事を頂き有り難う御座いました。
それにしても花の種類はすごい数ですね。人か変えたのも有るでしょうし、自然と変わってきたのも有るのでしょう。