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花ファンタジアに行ってみた。いまはちょうどアジサイ・ユリ類が満開。半夏生も丈を伸ばし、葉が白くなっていた。
アジサイの学名はハイドランジア。ハイドランジアは水の容器という意味のラテン語だ。最近人気があるのはセイヨウアジサイ。セイヨウアジサイは日本のガクアジサイを改良したものの逆輸入版だ。
ガクアジサイは装飾花(4枚の花びらのように見える部分)が、額(がく)のように周りを囲むのでこの名がある。セイヨウアジサイは中心まで装飾花に改良されたものだが、花はそれぞれの装飾花の中心にある。だから、アジサイを鑑賞するときは、花ではなく装飾花を見ているということになる。装飾花は、中心にある小さな花が咲き終わってもそのまま残るから長い間楽しめる。場合によっては秋までもそのまま樹上に残る。
アジサイの一番美しいのは、装飾花が展開して中心の花がまだ開かないで丸い玉の状態のときだ。とくに、ガクアジサイは中側の花が咲き始めると毛羽だったようで汚らしくなってしまう。
アジサイの別名を七変化などというが、咲き始めから終わるまでに色が変化するためだ。色は土の酸度によっても変わる。酸性になると青く、アルカリ性になると赤くなる。学校の理科の時間に、リトマス紙を使って酸性かアルカリ性かを判定する実験をしたが、リトマス紙では、赤が酸性だったからちょうど逆になる。そこで、どっちだったか迷ってしまいがちだ。土が酸性になると花が青くなるのには土壌中のアルミナという物質が関わっているようだが、いまはうろ覚えだから説明出来ない。
ガクアジサイの写真を撮っていたら、ハナカミキリが花粉を食べているのにであった。ちいさな虫だが、背中に黒っぽい縞があって、トラのように威厳がある。カメラを近づけても逃げるけはいもなく、一心に花粉を食べ続けていた。
図鑑で調べてみたら、ヨツスジハナカミキリらしい。
コメント
あじさい
うちのアジサイは、もう終わりに近づいてきました。
うちは、ブル-ですが、ピンクにあこがれます。
無い物ねだりですね。
カミキリムシは、小さい頃よく遊びました。よく、ミカンの木にいました。
ハナカミキリとは、種類が違うんでしょうね。
Unknown
がく紫陽花の意味わからずに話していましたが・・・・。勉強になりました。
私の家の道路際にはピンク色の紫陽花の花が咲いていますが、アルカリ性土壌なんでしょうね。遺伝だとおもっていました。
ビールの友のこのまま順調に育ってくれれば嬉しいんですが。出来たらまた画像にしますのでその時また見てください。
ブルーデージー 様
ピンクだったら、来年苦土石灰か石灰を根元にまくといいですよ。きっと、ピンクになります。
虫は専門外ですが、カミキリとハナカミキリは仲間が違うと思います。
キュウリの漬け物美味しそうでした。
吉ちゃん 様
道路沿いや都会はコンクリートが多いので、そこから溶け出る石灰(カルシウム)で土がアルカリ性になります。だから、アジサイもピンクなのでしょう。
在来の植物は酸性が好きですが、帰化植物も多くはアルカリ性が好きなので、道路際は大体帰化植物の縄張りになってしまいました。
あじさい
アジサイが逆輸入版とは知りませんでした。また、アジサイのほんとの花をこれほどよく見たこともありませんでした。
Unknown
私も写真や絵をやる前は、そんなに丁寧には見ていませんでした。
とくに、細密画を描いたり、マクロで写真を写真ようになってからいろいろなことに気がつき、新しい世界が拡がったような感じです。
お邪魔します~♪
ポタさん、おはようございます~♪(*^_^*)
私のブログに遊びに来て下さって、ありがとうございます~♪
私も早速、来ちゃいました♪ (#^_^#)
凄く素敵なアジサイですね!アップ画像が素晴らしかったので、じ~っと見とれてしまいました。(〃∇〃)
普段何気なく通り過ぎてしまいそうなアジサイですが、色も変化するのですね。
少し気にして、見てみようと思います♪
また時々、お邪魔させて頂きますね~♪ ヽ(〃’▽’〃)ノ
かりん さま
コメントありがとうございます。
これからも、野菜だけでなくいろいろとアップしていきますので、よろしくお願いします。