露地栽培用の加工用トマトが発芽した。このトマトは、心止まり品種だから整枝の必要がない。しかし、産地の長野県や北海道、東北などと違い、中間地や暖地の標高が低い地方では栽培は難しいかも知れない。
一昨年、ポタケで栽培したときには収穫時期に秋の長雨に遭い、裂果が多くなったりした。そこで、今年は乾湿の差ができるだけ小さくなるように、高畝&大きめのトンネルでリベンジするつもりだ。
栽培するのは、「しゅほう」と「にたきこま」の2品種。「しゅほう」は長野県で育成された品種だが、「にたきこま」は野菜茶業研究所が育成した品種。
野菜茶業研究所が育成した品種には「なつのこま」もある。そのほか、一昨年から発売されはじめた「すずこま」は、A全農と東北農業研究センターが共同で育成した品種。また、農業・食品産業技術総合研究所機構育成の「とよこま」もある。そのほかにも、トマト製品を製造しているメーカーには、それぞれ加工専用の品種があると思われるが詳細は掴んでいない。