ナスの台木とラッカセイ混植

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 ナスの台木が大きくなってきたが、ポタジェ流では台木を伸ばし気味にしている。
 ノウハウ本には、「台木の芽は早めにとる」と書いてある。
 しかし、ポタジェ流では、少し伸ばし気味にしている。接ぎ木ナスの根は当然台木の根だから、根をよく張らせるためには台木の葉が必要だと考えるからだ。どの時点で取り去るかが勘どころ。茂りすぎると穂木のナスの生長が悪くなってしまうから、頃合いが難しい。この時期は勘と経験にたよるしかない。

 ポタケでは、ナスの間にラッカセイをまいている。ラッカセイは成長すると地面を覆い、マルチの代わりになる。ただ、ナスの株から30㎝ぐらい離してまくこと。ラッカセイに共生している根粒菌が固定した窒素成分をナスが利用したり、ナスのネコブセンチュウの発生を抑制する効果があるという。ラッカセイは、いわゆるコンパニオンプランツとしての働きをする。

nasu daigi

 写真がナスの台木の葉。紫がかったナスの葉色と違い、やや黄緑気味。主脈(葉っぱの中央にある太い葉脈)にトゲが目立つ。

pee nasu

 ナスの株間にまいたラッカセイ。時期になればラッカセイも収穫できる。ラッカセイの代わりにエダマメをまいてもよい。