ジャガイモを収穫した。
品種は「インカのひとみ」と「インカルージュ」。
「インカのひとみ」は「インカのめざめ」という品種が自然交雑してできた種子をまいた中から選抜されたもの。目(芽の出る部分で凹んでいる)の部分が黄色く、目のように見えるので「インカのひとみ」と名付けられたそうだ。ジャガイモ販売のネットショップには、イモが「ホクホクで甘い」と書いてあるが、肉質はホクホク(粉質)ではなくやや粘質。そして、イモが小さい。
「インカルージュ」は「インカのめざめ」を栽培していた畑で見つかった、皮が赤い品種。だから、インカのめざめと親?は同じ。特徴は、目が浅く少ないこと。肉質は「インカのひとみ」と同じように粘質だが、カロテノイド系の色素を多く含んでいる。しかし、収量が少ないのが欠点。
どちらの品種も休眠期間が短いから、早めに収穫して、低温で保存する必要がある。
ポタケではキタアカリも栽培しているので、収量目的よりカロテンやアントキアンなどの栄養価を目的に栽培して見た。
インカのひとみ
インカルージュ
インカルージュは、掘りあげた時点で芽が出ているものもあった。