家庭菜園に生態系ピラミッドをつくる

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 今日は関東でも最高気温29℃の予想。所要で行った新宿のビル街も、どこか秋めいてきたようだ。

 庭ではコオロギに加えて、カネタタキも鳴き始めた。
コオロギといえば、小さいころ押入れの衣類をかじったりしていたのを思い出す。いまはサッシで隙間がないので、よほどのことがないと家に入ってくることはない。しかし、畑の敷き藁などの下を探すと結構いるものだ。

 コオロギは、農作物の害虫。若い野菜の芽などを食害する。苗床では問題になることが多いが、畑の作物では大被害に至らないので特別の防除は必要ない。ピンピンというように小さな音を出す、大きさ1センチにも満たないようなカネタタキも害虫。しかし、カネタタキも大発生したのを見たことがないので、これも特別問題なさそうだ。私の菜園は完全な無農薬(木酢酸なども使っていない)、そして有機物をたくさん使い、敷き藁や敷き草をしているのでいろいろな虫がいる。今は、カマキリ、コオロギ、ショウリョウバッタ、クモ、カミキリムシの類、トンボ、セミ、テントウムシ、ミミズ、カメムシなど数え切れない。その虫を捕らえに、鳥もやってくる。

 私の理想は、この小さな菜園に生態系ピラミッドを作ること。どうやらピラミッドはできつつあるようだ。

コメント

  1. 小池直行 より:

    ピラミッド
    人間はピラミッドの中でもがいています

  2. ポタ より:

    小池直行 さま
    人間は生態系ピラミッドの頂点に立っていますが、あまりの多さで逆ピラミッドになってしまっていますね。それに、死んでも地球に還元されないし、化石燃料は使い放題で二酸化炭素は増やすし、このまま行くと地球崩壊です。でも、そうした方が人以外の生物のためにはいいのかも。

  3. 菜園ブログ より:

    コオロギ
    白菜の苗を今日ポット当り3本に間引きして、黒寒冷紗の裾をキチット押さえたのですが、かなりの数の、5~6ミリほどのコオロギらしきものが黒寒冷紗の内外で飛び回っていました。丁度本葉の3枚目がで出す時なので気になっています。

  4. ポタ より:

    sasagawa さま
    ちょうど食べごろの苗にコオロギも涎をたらしているかもしれませんね。
    心配ですね。

  5. Unknown
    カネタタキ、見たことはないんですが(見てもわからないかも・・)小学生の頃に歌った「虫の声」の1番にカネタタキがでてきましたよね。歌詞にはないけど、先生が教えてくれました。懐かしいです。
    夕べ、大きな虫の声が聞こえてきました。
    害虫も、秋を感じるにはいいですね。

  6. ポタ より:

    ブルーデージー さま
    カネタタキはこのサイトを見てください。
    http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/wave/docs/kanetataki.html