玄関先のハンガーポットに植えてあるビオラに小さな虫が着いていた。
この虫、一見ケムシのように見えるが、じつはチョウの幼虫だ。トゲにも毒はない。
名前はツマグロヒョウモン。
成虫雌の翅のツマの部分が黒っぽいことからつけられた名前。
図鑑には、土着限界は太平洋岸では千葉、日本海岸では福井県より西とされているが、近頃の温暖化によって北に広がっているそうだ。そういえば、当地(関東南部の内陸部)でも最近になってよく見かけるようになった。
ツマグロヒョウモンの食草はスミレ類。
今朝も庭に来ていたが、蜜源になる花が終わってしまったため、すぐに飛び去ってしまった。今後、機会があれば撮影してアップしたい。