ズッキーニとトマト、キュウリにウドンコ病が発生している。
ウドンコ病は、葉に白い粉が吹いたような症状(標徴)が出るが、同じように見えても寄生する植物によって種類が違うらしい。
ところで、ウドンコ病に寄生する菌がいて、その菌に寄生されたウドンコ病はやがて死に至る。そして、死ぬと白い部分が茶色っぽくなる。それを集めて、キュウリなどのウドンコ病の上にばらまくとウドンコ病を防除できるとか。
ちなみに、ホトケノザのウドンコ病が他の菌に寄生されて枯死する頃にキュウリなどのウドンコ病が発生しはじめる。ほかにも、アカツメクサ(レッドクローバー)などにもウドンコ病がよく発生するので、ウリ科やナス科のウドンコ病には使えそうだ。
ただし、キュウリとカボチャ、ズッキーニなど、ウリ科のウドンコ病の種類が共通かどうかは調べていないので分からない。
農薬ではカリグリーンなど有機栽培にも許可されているものを使えばよいのだが、農薬と菜が着いているだけで有毒だと決めつけている人も多い。そんな人は、この方法を試して見て欲しい。他にも、わら灰をかけると効くということで試して見たことがあるが、効果は認められなかった。
狭いポタケを使って、これだけいろんな種類にウドンコ病を発生させるのも一苦労だ(笑)