この画像は、以前ブログに載せたおめでたい植物(クリックで過去ブログ)のひとつヤブコウジだ。ヤブコウジは、かつては、婚礼の際に使う酒樽の飾りや床飾りに用いたというので縁起のいい植物のひとつだ。
このヤブコウジは園芸品種。品種名は忘れてしまったが、野生のものと違って葉の形が違う。変わり葉というのだろうか。ヤブコウジには、白い斑の入ったものや覆輪など、たくさんの品種がある。
ヤブコウジは江戸時代に流行したそうだ。そんなことから、古典植物とよばれている。オモト、シュンラン、アサガオ、ツバキ、ツツジなど江戸時代に改良された草花や花木はたくさんある。ヤブコウジも、そんな江戸文化の産物のひとつだ。葉が変わった品種以外には白実のものもある。
ヤブコウジの名は、藪に生える柑子(こうじ)。つまり、実が柑子(ミカン科の植物)の形に似ているということからついた名前だ。ヤブコウジ科の常緑小低木で、葡萄枝(根元が横に這う枝で繋がっている)で繁殖する。
コメント
Unknown
まぁ♪とっても可愛い盆栽(?)ですね・・・。(*^_^*)
ヤブコウジ…って、初めて聞きました。おめでたい植物の中の1つなのね?
ウチにはセンリョウがあります♪えっと…、ランク的には…
2番目なんですね?(笑) …千…両だから。( ̄∇ ̄*)ゞ
アリドオシ(これも初めて聞きました)の一両って言うのも…ささやかで素敵。( ̄m ̄*)
Unknown
園芸用の植物はなかなか縁が無かったりしますが、こうして一つずつ紹介されているのはちょっとした勉強になり面白いですね。
北海道にもあるそうですが、雪の多いところでは育たないんでしょうね。
百両?
この盆栽見事ですね。
赤い鉢に赤い実、緑のコケ!色の組み合わせがgoodです。
ヤブコウジの園芸品種は「百両」or「十両」とか言うらしいです。
おととい義兄のうちに行ったら、裏山から採取して盆栽にしていました。
ただ植えてあるだけで、ポタさんのようなセンスは無かったです。
ヤブコウジ
ヤブコウジはじみな植物ですね、こう言う植物がおめでたい時に使われるのが、いかにも日本的ですね。
かりん さま
私もこのヤブコウジを気に入って衝動買いです。どこかに、そんな人がいたような気がしますけど。
一両まではありますけど、その下はないんでしょうか。一分とか一朱とか。でも、それじゃあ、あまりありがたくないですね。
もいもい さま
北海道にあるということは、寒いところでも大丈夫かもしれませんね。とくに、雪ノ下になってしまえば0℃以下にはなりませんから、雪の降らないところよりも冬越ししやすいかもしれません。
私の庭には2種類植えてありますが、冬は葉が赤っぽくなります。でも、枯れることはありません。
ぎゅうちゃん
これは買ったものです。年末忙しくて正月の飾りが何もなかったので、黒松とヤブコウジ、キンズの3鉢を買いました。ひと鉢500円程度ですからお買い得です。たまたま、暮の販売最終日の夕方に行って買いました。半額以下でした。
sasagawa さま
華やかな洋ものもいいですが、私はどちらかというと、しっとりと落ち着いた植物が好きです。だから、園芸をやっていますが、山野草に心を惹かれます。
ヤブコウジ
我が家の庭にもあります。何年も名前が分からずに
下りましたが昨年やっと分かりました。
縁起の良い木なのですね。花の咲く時期に実と花と両方見られます。
春になったら来年のお正月用に鉢植えして見ようかしら。
我が家のは野性でしょうね。葉が違います。
notti さま
ぜひ、鉢植えしてみてください。野生種でもいいものですよ。赤い小さな実がぶら下がった姿が可愛いです。