今朝はシジュウカラが庭にやってきた。毎日、こんなことを書いているので、きっと大きな庭を想像されるかもしれないが、公道に面した、わずか5坪ほどしかない「猫額ガーデン」だ。ただ、近所の新築住宅は、狭い宅地にコンクリートで固めた2台分の駐車場をとってあるので、緑を植える余裕もない。その点、我が家は家の周りを全部緑で埋め尽くしてあるので、小鳥にとっては格好のオアシスとなっているようだ。
庭にはツバキ、マンリョウ、ヤマブキ、ブルーベリー、キンカン、キンモクセイ、サンショ、ミニバラ、アセビ、アボガド、ブドウなどが所狭しと植えてある。暑さや寒さに弱い下草のために、ムベ棚もつくってある。
時には近所の猫もやってくるが、常緑樹のツバキは小鳥たちにとっては身を隠すのにちょうど良い。下草の中には、カナヘビ(トカゲの仲間)も住み着いていて、毎年子供も生まれているようだ。昨年の夏、鉢を片づけていたら、ヤモリが出てきたのには驚いた。
ツバキにはチャドクガの幼虫が発生するし、ムベやロウバイ、ブルーベリーにはイラガの幼虫も発生する。どちらも毒虫だから触ったりすると大変だが、農薬を使った消毒はしない。毛虫が小さなうちに葉っぱごととって退治する。ちょっと手間もかかるし、日々の観察も大変だが、生態系を守るためには必要なことだと思って実行している。
和風庭園でもなく、洋風庭園でもない。ただ、好きな植物をごちゃごちゃと植えたまとまりのない小さな庭だが、小鳥や小動物にとってはミニサンクチュアリだ。
私も家族もこんな庭を楽しんでいる。
コメント
小鳥
ボタさんの優雅な生活をかいま見る思いです。
庭に小鳥が訪れるなんてお人柄ですね。
優しさがきっと小鳥達にも通じているんですね。
外でアボカドの木が育つのですか?
我が家にももう10年以上の鉢植えの物が有りますが
根が詰まって窒息寸前です。
今年少し根を切ってやろうと思っていたのですが
出来ませんでした。
かわせみ さま
いやいや、優しくなんかありません。いろんなことに興味があるだけです。
アボガドは種をまいて5年くらい経つと耐寒性が増して、外に植えても大丈夫らしいです。事実かどうか試してみました。
お隣の方は、いきなり庭に種をまきましたが、傍観もしないで、2年目でも枯れずに青々しています。ただし、私のところは関東の中間地ですから、冬も殆ど雪が降らず、最近では零下になることもまれです。今日裏庭を見たら、フキの葉がまだ枯れずに緑色でした。
シジュウカラ
シジュウカラの色合いが好きで狙って見るのですが
まだ満足な画像撮れてません。良いシャッターチャンスでしたね。
色々な野鳥が来るのですから身を隠せる環境とかがいいのですね。
カナヘビ昨年はじめて見ました。はじめヘビの仲間かと思ってしまいました。
notti さま
家の中で静かにしていると、すぐ傍まで寄ってきます。
近所に緑が少ないので、こんなちっぽけな緑を求めてやってくるのでしょう。山にいた鳥が今では街中にすんでいる。小鳥たちにとっては受難の時代ですね。
もっとも、自然が乏しい街中に住んでいる私たちも、同じかもしれませんけど。
Unknown
色々な木が植えてあるんですね。
私の所ではあんず、つばき、もみじ、百日紅、かりん、名前がわからない花が咲かない柑橘の木、梅などを植えてありますが時々シュジュウガラ、目白、春になると鶯などが枝に止まって鳴いています。野鳥は臆病で窓越しで見ていてもすぐ警戒して飛んで行ってしまいます。
このシジュウカラは餌を求めていつも飛び回ってシジュウ巣をカラにしているからシュジュウカラと言うのではないですよね。これって親父ギャグですよ。
Unknown
小鳥のオアシスだなんて~きゃぁ♪素敵♪・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・
ポタさんのお宅は、鳥のさえずりが響き渡る優雅な生活なのでしょうね…♪
ポタさんの素敵なお人柄を、ちょっと覗かせて頂いた様な気がします。(o^-^o)
>生態系を守るためには必要なことだと思って実行している
ポタさんって…偉いわ~!!(笑)
ひどい虫怖い病の私…どんな手を使っても(笑)絶対に虫に出て行って欲しいもの。(T-T*)
かりん さま
かりんさんの想像とはまったく違います(;*_*;)
人柄なんてものじゃありません(冷汗)
虫も鳥も生き物ですから、みんな生かしておけばバランスが保たれるんです(`△´)エヘン
とかいっちゃって(=^_^=)
サンクチュアリー
シジュウカラの写真はよく撮れていますね、羽の色がリアルに見えます。
小鳥達は通る道筋が決まっている様ですね。近くのお屋敷が取り壊されて、開発と称する破壊に会うと、鳥達のルートが変り、庭に到着する時間も変り、来なくなる鳥もいます。 うちの辺りには小鳥の居場所も無くなりつつあります。
Unknown
シジュウカラもかわいいですね。狭い庭でも、どういう空間にするかでぜんぜん変わってきますよね。うちも細長ーいベランダで、場所によっては水遣りも大変なのですが、窓からの風景を思えば、ひとつも苦にはなりません。ブルーベリー、実はうちにもあって、予想以上に美しい紅葉を終えて、今は落葉し始めています。毛虫も困り者で、たくさん花をつけているチロリアンランプの葉はあなぼこだらけ。秋にやられました。来年は利く薬を考えなければと思っていましたが、メジロの事を思うと毒性が怖いので、木酢液を買ってみました。うどん粉病やアブラムシは薬じゃないとどうにもなりませんものね。毛虫にも効くといいですが。つきにくくすると言う意味では有効かもしれません。
吉ちゃん
鶯は未だ来ませんね。去年梅を植えたので、今年は来るでしょうか?樹高は腰の高さです。
シジュウカラですか、私の若い頃みたいです。
sasagawa さま
家の庭は狭いので休憩地点ですね。
巣でも作れるくらいの広い庭があるといいですね。管理は大変でしょうけど。
こっこ さま
ウドンコは通風をよくすることですね。アブラムシは水で洗い流すとしばらくはいなくなります。でんぷん糊のような物質で出来た人畜無害の散布剤も市販されていますから、試してみるといいですね。ちなみに、私は木酢酸もなにも使っていません。
ミニサンクチュアリ
皆がこうした庭にすれば素敵なんでしょうが興味がない人も多いんでしょうね(手入れの問題もありますが…)。
カラの仲間は愛嬌があって可愛いですね。
もいもい さま
近所はみんなコンクリートで庭を固めています。草取りが面倒なんでしょうね。
私のところは、駐車場だけがレンガです。ですから、猫の糞尿害があります。猫も鎖で繋いでもらいたいものです。
ツーピーユーピー
今(朝6:55)裏の庭から”ツーピーツーピー”と小鳥の鳴き声が聞こえてきます。
これはシジュウカラでしょうか。
裏の土建屋さんの広い屋敷には大きな木がたくさん植わっていて、小鳥がよくきます。
ぎゅうちゃん
シジュウカラだと思います。
大きな屋敷にはたくさん鳥が来ますね。
私の田舎は周りが山林なので、コゲラなどもやってきます。街にはこんな鳥はいませんね。でも、近くの公園にはカワセミが住み着いています。自然の中に生息していた鳥も、いまや都市鳥に成り果てました。