ピーマンはナス科の野菜。分類上はトウガラシの仲間だ。
トウガラシは大きく分けると、辛み種と甘み種に分かれる。辛み種はいわゆるトウガラシだが、甘み種はピーマンとシシトウガラシの系統に分けられる。しかし、ピーマンとシシトウガラシを掛け合わせたものもあるから、きちんと区切って分類するのは難しいとおもう。
肉詰め料理に使ったピーマンは、パプリカと呼ばれるもの、トマトピーマンと呼ばれるもの、それとピーマンの3種混合だ(右上のものはナスです)。カラーピーマンは、トマトピーマンと思われるが、サカタのタネからはパプリカとして売られている種類、パプリカは、韓国などから輸入されている大きなパプリカと違い小振りのもの、あとは普通に流通しているピーマンだ。
ピーマンとパプリカ、カラーピーマンの違いは種苗メーカーによってまちまちだ。本を読んでみても、人によって分け方が多少違う。いずれにしても、同じような調理法で食べられると判断して、肉詰めをつくってみた。本来なら、肉を上にして写真を問うのが普通だと思うが、今回はピーマンの色を見せるため裏返しに盛りつけた。
緑のピーマンは肉が薄いが、カラーピーマンは肉厚で甘みもある。いままではサラダくらいにしか使っていなかったが、肉詰めもなかなかいける。とくに、サカタのタネから出ているカラーピーマンは大きさも手頃だし、色も黄、赤、オレンジと3色揃っている。カラフルで楽しい。
カラーピーマンに限らず、ピーマンは枝が分かれ目から折れやすい。とくに実がたくさんついたときに雨が降ったり、強い風が吹いたりすると、ポッキリと折れてしまうことがある。栽培するときには、支柱は1本でなく出来れば複数本立てた方が安心だ。
コメント
カラーピーマン
以前赤、白、紫、黄色のカラーピーマンを作ったことがあります。
白が比較的多く収穫できた年がありますが、ほとんど収穫に至らないのであきらめて、最近は赤ピーマンだけ植えています。
家庭菜園ではバナナピーマンが作りやすいのでこれを毎年作っています。
Unknown
カラフルでおいしそうですね♪
うちのオレンジのピーマンは1つ色づく前に腐ってしまいました。
残りは無事色づいてほしいです。
カラーピーマン
奇麗で、食欲が出ますね。 野菜料理ですから野菜を表に盛り付けるのは自然ですし、これ以上のトッピングは要りません。
立派なカラーピーマンで、お料理のし甲斐がありますね。
ぎゅうちゃん
最近の品種はつくりやすくなったのかも知れません。とくにトマトピーマン型は良くなりますよ。
ゆりさま
私のもはじめは腐りました。調べてみたら穴が開いていてタバコガが不法侵入していました。
sasagawaさま
私はものぐさなのでいつも丸ごと料理です。へたな味付けをするより、その方が素材の味が生きると思います(笑)
ビーマンノ枝
そうなんです。ピーマンのえだ、まいとしおれてしまいます。
おっしゃる通りですよね。支柱も一本とは限らないのですから、折れると思ったら、二本でも三本でも立てたら言いのですよね。
今年も辛みそを作ろうと、ピーマンとシシトウと、鷹のつめを植えましたが、どうしたのかシシトウが2本のうち一本、かれてしまいました。
ミレイさま
私は根元に交差させて3本の主枝に支柱を立てています。
家庭菜園では植え付け本数が少ないので、枯れるとどうしようもないですね。だから、つい、余計に苗を植えてしまい、とれすぎて困ったりします。家庭菜園をやられている人の近所では、野菜をいただいてありがたいこともありますが、欲しくなくても断るわけに行かず、迷惑している人も多いと聞きます。とはいえ、せっかくつくった野菜を捨てるのももったいないですね。その点、加工するのはいいと思います。辛味噌ですか。今年は作ってみたいです。
Unknown
先日スーパーに行った時カラーピーマンが売っていて1ヶ198円にしていたのには驚きました。
肉厚のピーマンの中に肉詰めすると野菜と肉がマッチしていて美味しいでしょうね。
吉ちゃん
そんなに高いんですか。簡単なおかずのつもりでしたが、高級なんですね。いまは、1本の木に1000円分くらいずつなっています(笑)
Unknown
ピーマンの肉詰め美味しそうですね。色合いがよくて食欲をそそります。今年は頂き苗でバナナピーマンを植えてます。先日油で素上げして食べましたが美味しかったです。初めてなので食べ方分かりませんがピーマンと同じような頂き方でいいのでしょうか。
notti さま
私はバナナピーマンを食べたことがありませんが、シシトウやピーマンのように調理して食べればいいのではないかと思います。
ピーマンは1本でもどんどんとれますが、ほかに食べる方法はないでしょうか。
カラーピーマン
普通のピーマンも完熟すると赤くなりますよね。
今、メロンハウスで赤ピーマン(パプリカ)を育てていて、3個目の収穫が出来ました。この後は木の生長を促すために暫くは肉厚ピーマンで収穫することになります。
カラーピーマンを上手く着色させるコツってあるんですか?
もいもいさま
ピーマンの着色は開花後の日数だと思います。
収穫したものを18℃多湿の元においても着色するそうです。ただ、着色日数に達していることが条件でしょうね。