ダイコン

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 今朝のテレビで東京の「練馬ダイコン抜き競争」が取り上げられていた。関東の平地では今がダイコンの収穫期だ。

 練馬ダイコンは、首まで土に埋まった(吸い込み型)白いダイコンだが、我が家のは、首が地上に出た(抽出型)青首ダイコンだ。青首ダイコンは、甘味があり、肉質が柔らかいので漬け物や煮物よりもダイコンおろしやダイコンサラダに向いている。だから、いまは青首が主流だ。その青首ダイコンもそろそろ収穫。

 青首ダイコンは地上に出ている部分が多いので吸い込み型と比べて寒さに弱いが、最近は暖冬で真冬でも凍ることが少なくなったので、私の住んでいるところではそのまま畑で収穫され続けることも珍しくない。

 このダイコンは、10月いっぱいは防虫網をかぶせてあった。そのおかげで、8本中1本が芯食い虫の被害を受けただけですんだ。聞くところによると、近所では芯食い虫で全滅した農家もあったとか。

 我が家のダイコンは、この8本以外に、聖護院ダイコンと青首ダイコンをほかの畑で作っている。そちらは、11月の中旬まで防虫網をかぶせてあったので、虫の被害は全くなかった。防虫網さまさまだ。

 ところで、今年はヨトウムシの発生が例年の3倍だったそうだ(関東のとある試験場データ)。最近の暖冬傾向で、これからも害虫が多発すると思われるので、園芸に携わる者にとって防虫網は必需品となりそうだ。

コメント

  1. sasagawa(菜園ブログ) より:

    ダイコン
     今年のヨトウは3倍ですか! うちの農園でも「今年はダイコンがだめだ」言う声がよく聞きます。
     「抽出型」と「吸い込み型」と言う分類は存じませんでした。
     うちの聖護院ダイコンは、種蒔きが十日ほど遅かったので、収穫はもう少し先になりそうですが、御陰様で6/6 OK のようです。

  2. ゆり より:

    Unknown
    立派なだいこんですね。
    聖護院のようなまるいだいこんも美味しいですね♪
    ほんと防虫網が欠かせなくなりそうですね。
    西日本は特に今年の残暑は厳しかったです。
    最近の気候は予想外のことが起きますね。

  3. ポタ より:

    sasagawa さま
    早くまいた人は大分やられたようですね。
    sasagawaさんは気象を読んだのですね。さすがです。

  4. ポタ より:

    ゆり さま
    東日本も暑かったですよ。9月になっても暑いので、バテ気味でした。
    それでも関西の暑さと比べると、まだいいのでしょうね。

  5. 吉ちゃん より:

    Unknown
    私の畑の大根も青首が主体ですが1本だけは虫にやられて生育が悪いですが後は元気で育っています。
    今日近くの農家で植えていた大根が白色だったのは練馬大根だったんでしょうか? その青首の隣に植えてある聖護院大根も順調に大きくなっています。
    それにしても暑かったせいか虫にやられ全滅した山梨農園の大根は残念でした。今頃は大きくなって収穫が出来ていたのに・・・。

  6. ポタ より:

    吉 ちゃん
    山梨ダイコンは残念でしたね。それにしても今年は異常でした。来年は吉ちゃんも防虫ネットのトンネルを考えてください。農薬いらずで、効果覿面ですよ。

  7. notti より:

    Unknown
    ダイコン食べごろですね。私は秋ダイコンは毎年青首ダイコンを蒔いてます。
    漬物用と越冬用(室に保管)にします。今年は不作でしたけど。
    採れて見なければ分からない部分は素人だからでしょうね。
    防虫ネット大活躍でしたね。でも作る量が多いので・・・。

  8. ポタ より:

    notti さま
    常磐線沿線の駅前にある自然農法の畑では、かなりの規模(50aくらい?)で防虫網がかけてありました。今の農家は農薬を使用すると全部記録しています。残留農薬が基準値を超えてしまうと出荷停止になりますので、防虫網を使う農家も増えてきましたね。私の畑は80坪くらいありますが、トンネルに納まる大きさの時は、全部防虫網をかけるようにしています。