この写真は日光植物園内で撮ったもの。図鑑で調べてみるとミヤマカタバミらしい。平地に生えているカタバミ類は、黄花のカタバミ(葉が赤っぽいものをアカカタバミとする分け方もあるようだ)とピンクのイモカタバミやムラサキカタバミがある。園芸種のオキザリスもカタバミの仲間。山地に生えているコミヤマカタバミやミヤマカタバミは白花だ。
ちなみに、カタバミは葉の片方が喰み(ばみ)られような形をしているからだとか。ハシバミという樹木があるが、この葉も片方が食いちぎられたような形をしている。端を喰みられたという意味だ。
カタバミを噛んでみると酸味があるが、これはシュウ酸を含んでいるためだという。このミヤマカタバミも酸っぱいと思うのだが、ここは東大の研究所だから味見というわけにもいかない。
コメント
Unknown
毎回興味深い内容で、アップされるのを楽しみにしています。
ポタさんの手にかかると野菜でも野草でも愛着を感じてしまうのは不思議です。
虫のいっぱいついたギシギシにさえご苦労様と思ってしまったり。
白いカタバミ、きれいですね。
別に気にもとめていなかった黄色のカタバミも、これからは違った気持ちで見られそうです。
すぷらうと さま
いつもご覧いただきありがとうございます。
道端の草もよく観察するといろんな発見があります。これからも私の知っている限り、ブログで紹介していきたいと思います。
黄色のカタバミ、こんど囓ってみて下さい。ただし、犬の散歩道には注意!
かたばみ
珍しい白い花のカタバミですね
初めて見せていただきました
ありがとうございます
Heyモー さま
山に行くと当たり前のように生えていますよ。低い山でもありますから、いつか行かれたときに観察してみて下さい。