ニンニクの芽の正体

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 これはニンニクの芽の炒めものだ。

 「ニンニクの芽」はネギで言えばネギ坊主のつけ根の部分。いわゆる花茎(薹:とう)の部分だ。ネギは空洞だがニンニクは芯が詰まっている。ニンニクの芽として売っているのは、先端の葱坊主の部分をとってしまったもの。

 薹はそのままにすると栄養が生長に取られるため、本来の目的であるニンニク球の生長が悪くなる。関東の平地ではちょうどいまごろが「とう立ち」の時期だ。我が家の10㎡ほどのニンニクが10㎡ニンニクもとう立ちが始まった。そこで、今日は全部摘み取ってきた。


〈坊主の部分〉


〈その部分アップ:蕾ではなく小さなニンニクが入っている〉


〈坊主も一緒に刻んでしまった〉

 今日のレシピ(というほどのものではない、手抜き料理だ)。
①フライパンで油を熱する(ごま油が切れていたので、今回はサラダオイル使用)
②挽肉を炒める(臭さを取るために醤油大さじ1杯・日本酒少々で味付け)
 ちなみに、挽肉は私好みの「牛豚合挽」(逢い引きではない)
③刻んだニンニクを一緒に炒める。
④塩少々をふり味を調える。
以上、自己流「ニンニクの芽炒め」の完成だ。

料理にうるさい人から見ると、「さしすせそ」の順番が違うなどと言われそうだが、美味しければ問題ないと思っている。いうまでもなく、とても美味しかった。
グルメ番組の言葉を借りれば、「ご飯がすすむ」味だ。

コメント

  1. ノンタ より:

    にんにくの芽
    はじめまして。私もにんにくの芽を収穫して油で炒めソーセージ等と合わせて頂きます。ほんのりと甘くておいしいです。元気が出ますね。ニンニクくささもありません。自家製の国産がなによりうれしいです。

  2. ポタ より:

    ノンタ さま
    はじめまして。
    自家製、国産、無農薬ですから、いまや貴重ですね。臭いもニンニクと違って残らないのが不思議です。

  3. すぷらうと より:

    Unknown
    とても美味しそうです!
    ニンニクの芽は臭いが残らないのですね。よい事を聞きました。
    職業柄ニンニク料理は諦めていましたが、ニンニクの芽なら大丈夫なんですね。坊主の部分も美味しそうです。
    ネコノメソウは宝石の猫目石のように、派手さはないですがどこか神秘的な感じですね。
    こういう野草があることを初めて知りました。

  4. ポタ より:

    すぷらうと さま
    シンプルな料理というか手抜き料理です。でも、凝った料理よりシンプルの方が私は好きです。
    飲める人ならつまみにもいいですよ。
    気をつけないと踏みつぶしてしまいそうな野草ですが、近くでじっくり見ると面白いですね。
    すぷらうとさんは、「猫・飲めそう」と読むタイプとお見受けしました(笑)

  5. 菜園ブログ より:

    ニンニクの芽
     ニンニクの芽の構造を始めて知りました。
     芽?を付けたままで炒めると、より効果が高いのだろうと思います。

  6. もいもい より:

    質問!
    質問があります!
    先生!このニンニクの芽は途中でポキッと折り取るのがいいのか、キュポッと抜くのがいいのでしょうか?
    坊主の中はこんなになっているんですね。
    一度坊主を取っても又出来てしまうことがあるような気がします。