この時期になると野鳥の餌が乏しくなるためか、野菜が鳥害を受けることが多い。そこで、ポタケの葉ものに防鳥ネットを掛けた。 防鳥ネットは、家庭菜園用のものが2〜300円で買える。しかし、このようなネットは幅が狭く、大きくなる野菜のトンネル掛けには向かない。一般的なトンネル用の支柱の長さも2mほどがだから、かりに幅広ネットが手に入ったとしても、大形野菜には不向きだ。そこでポタケではつぎのような工夫をしている。
まず、支柱は畝の中央を中心に左右に2列分設置する。そのとき、中央に挿す支柱の脚は出来るだけ軽く挿すようにする。理由はトンネルをできるだけ高くするためだ。また、外側になる支柱の脚は通常のトンネル幅よりも広くなるように、少し外側に挿す。こうすることで、野菜の外葉がネットに触れなくなる。つまり、1畝に対し、2列分のトンネルを掛けることになる。
つぎに、ネットだが、幅を広げるため、中央を紐で結ぶ。こうすれば、幅が倍になるから大きめの野菜でもネットに葉が触れることもない。
ちなみに、葉を啄んでいた野鳥はヒヨドリとムクドリの群。人間様は花蕾を好むが、野鳥は葉がお好みらしい。
コメント
この時期のヒヨとムクドリには閉口しますね、さすがはいいアイデアで防御しておられます。 私は 秋に被せた防虫網のトンネルを最後まで使っています。
菜園ブログさま
草丈が大きくなると編み目から突かれてしまいますね。
ですから、苦肉の策でこんな風にしてみました。
雨除け用パイプの天井部分を使って、大型トンネルにしてもいいのですが。
これならお金もかかりませんw