ヒマワリの絵を描いた。 画材:パステル。大きさ:F10。用紙:ファブリアーノ。
この絵は、写真を元に描いたもので、あくまで練習用の1枚だ。写真を絵にする場合でも、自分が撮ったものからだと力が入るが、他人の作品からではあまり力が入らない。写真に思い入れがないからだろうか。
この絵を描くにあたって考えたことは、写真とは違う表現をすることだ。そこで、いちばん見せたい花に焦点を合わせ、あとの花はぼかすことにした。
ところで、毎年、ポタケでもヒマワリを栽培している。目的は、訪花昆虫を畑に呼び寄せるためだ。花の蜜や花粉を集めにやってくる昆虫に、花菜類の授粉の手助けをしてもらったり、ついでに畑のイモムシなどを退治してもらうためだ。
しかし、そんな目的で作っているヒマワリに最近害虫が発生するようになった。これが、以前紹介したアワダチソウグンバイだ。相撲の時に行司が持つ軍配の形に似ていることから、グンバイの名が着いた。野原で黄色い花を付けるアワダチソウの仲間に寄生する外来の昆虫だから、防除法も確立していないとか。ポタケのダンジーにもついているのでキク科の植物を好むのかと思ったら、ナス科の植物にもつくらしい。
外来の害虫は、天敵がいないため爆発的に繁殖する。一昨年何匹かを目にしたグンバイムシだったが、去年はかなりの量だった。冬は地中で越冬するそうだから、今年が心配だ。
コメント
ポタさん独特のひまわり!ぼかした背景も色も本当に主役のひまわりを
引き立てていますね^^
アワダチソウ自体もあまり有難がられませんが、
それに付く虫も話を聞くだけでも厄介な害虫のようですね。
軍配のような形のところが羽になるんですか?
絵を見ていただきありがとうございます。
今年から油絵にも挑戦しています。
描き上がったらアップしますね。
外来の生物には天敵がいないため、繁殖力が凄いんですよね。
南方には外来の獰猛なスズメバチも侵入しているようです。
毒蜘蛛やアリの外来種の情報もありますね。
道端に生えている雑草にも外来種がたくさんあります。
中には栽培種が野生化したものも。
海外との交流が盛んになればなるほど、外来種が増えてくるようですね。