種をまいたのはイタリアの種苗会社の種子。5種類のチコリーの種がミックスしてある。種苗会社によっては12種類も混ぜてあるものもある。チコリーの和名はキクニガナ(菊苦菜)。キク科の野菜で水色の花が咲く。根を食べるもの、結球した葉をたべるものなどなど、日本ではなじみの薄い種類も多い。リーフチコリーは日本だけでの呼称だ。
最近、スーパーなどでも売られているチコリーは、芽を軟白したもの。露地で葉が枯れた頃に根を掘り起こして温床伏せ込んでつくる。ちょうど今頃の時期だが、農家では長期間出荷するために根株を冷蔵保存する。以前は輸入ものばかりだったが、最近は日本でも栽培している地域がある。
画像のチコリーは、ベビーリーフとして葉を食べるためのもの。15㎝くらいに育ったものら順に抜き取るか、葉を摘みとって利用する。また、時期を少しずつずらしてまくことによっても長く楽しめる。
なお、肥料は液肥のみで栽培している。
絵袋を見ても分かるとおり、収穫を遅らせると結球する種類も混ぜてある。
コメント
イタリア野菜に興味があって時に種をまきますがなかなかうまく収穫にいたりません。
赤いマダラのチコリが欲しくて3年前蒔いたことがありますが、赤いのは出なくてがっかりした覚えがあります。
昨秋は「チコリ・バリガエガタ」の入った種を買って蒔きました。時期外れでまだ収穫できていません。
ぎゅうちゃん さま
外国種苗メーカーの種は発芽率の低いものが多いですね。
チコリーの仲間では60%と書いてあるものもありました。
それでなくとも、輸入されてから検疫があるので、我々の手元に来るまでには1年近く経過するそうです。
いちばんは、土質や気候もあわないのでしょう。
私もいろいろと試して見ていますが、今年も3種類のチコリーに挑戦です。