ローゼルは前にいちど栽培したことがある。しかし、その時は購入苗からだったので、今回ははじめから育ててみようと思い種子を購入した。ローゼルの学名はHibiscus Sabdariffa 。ハイビスカスの仲間だ。花後に、実のまわりに着いた萼を利用する。生のものは加熱してジャムなどにするが、乾燥したものはハイビスカスティーとして飲用にする。澄んだ赤色で爽やかな酸味のハイビスカスティーは、ハチミツとの相性がとてもいい。
萼の乾燥粉末は食品の着色料などに使う。粉末はケーキの材料などを扱う店で購入できる。
ローゼルは、高温を好む植物。だから、中間地でのまき時は5月頃が適期。しかし、実ができるのは11月頃になるから、寒い地方での露地栽培は不向きだ。寒地では、プランター栽培などにして、秋になったら室内に取り込むとよい。ポタケでも5月蒔きでは収穫が危ぶまれるので、少し早めに加温育苗(電熱マット使用)するつもりだ。
種子はタイからの輸入品。種子消毒はしていない。自家用は売り物と違って多少不格好でも構わない。だから、無農薬栽培ができる。それが家庭菜園のメリットでもある。
なお、ローゼルは厳密にいえば野菜ではではなく、ハーブの範疇か。その境界が、最近では曖昧だ。
コメント
北関東の我が家でもローゼルをここ3年くらい栽培しています。10月下旬に収穫してジャムを作って食べています。背は高くなって倒れるのですがそのままです。自家採種しても芽が出ます。手間かかりません。
ぎゅうちゃん さま
ポタケで作ったときも風で倒れました。
頭でっかちなのでしょうね。
花が咲き始めるのも秋になってからですから、収穫できるかどうかヤキモキしました。
今年は多めに栽培して見ようと思ってます。