マルチ栽培の追肥

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今日は「雨水」。今まで降っていた雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという意味だ。今日だけでなく、啓蟄までの期間を指すこともあるようだ。

昨日は関東の平野部でも雪がちらついていたが、気がつくと、庭に植えたバイモ(貝母)がこんなに伸びていた。

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いよいよ、畑の準備も本番。このころから、タマネギやニンニク、イチゴなど、秋に植えた野菜の生長が始まる。いまが、ちょうど追肥の時期だ。
ところで、マルチを敷いたときの追肥はどのようにしたらよいか、迷っている人も多いと思う。そこで、いくつかの方法をあげてみた。

マルチフィルムを敷いてあるときの追肥

①畝の片側のだけマルチを剥がし、追肥・中耕したのち、元に戻す。
デメリット:この方法は、実際にやってみると結構大変な作業。
②株元のマルチの穴から手を差し入れて肥料をばらまく。
デメリット:株が小さな時はよいが、葉が茂ってくるとやりにくい。また、タマネギやニンニクなどの場合は、本数が多いので時間がかかる。
③一定間隔に、棒でマルチフィルムに穴をあけ、その穴に肥料を落とし込む。穴肥(あなごえ)という昔からある方法だ。肥料は溶けて地中に拡がるので、面積あたりの量を計算してまけばよい。穴はそのままで塞がなくても大丈夫。
デメリット:マルチフィルムに穴をあけるので、フィルムが1回しか使えない。
以上3つの方法の中で、やりやすい方法を取り入れればよい。ポタケでは②と③を併用している。