ミニトマト プチぷよ

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 ミニトマト「プチぷよ」(渡辺採種場)が赤くなり始めた。

 日本ではのミニトマトの栽培は、1975年(昭和50年)頃から増えてきた。それまでは、トマトといえば、大玉の「ふつうトマト」のことだった。
 初めは、ペテトマトとか、プチトマトなどと呼ばれていたが、その後、農水省の通達によってミニトマトという名称に統一された。ちなみに、アメリカなど西欧ではチェリートマトという呼び名が一般的のようだから、ミニトマトは和製英語になる。

 ミニトマトは、「ふつうトマト」に対してミニだということで、とくに大きさの規定はない。「ふつうトマト」が200g以上に対し、「ミニトマト」は20〜30g。その中間の大きさのトマトが「中玉トマト(ミディトマト)」という目安だ。
 しかし、最近の無灌水栽培や塩トマトなどでは、「ふつうトマト」も中玉トマト並みの大きさになることがある。だから、大きさによる分け方はあくまでもひとつの基準に過ぎない。

 話は元に戻るが、普及しはじめたころのミニトマトは、輸送の際の振動やパック詰めによる多湿条件の下で、すぐに割れてしまった。そこで、割れないトマトを目指して品種改良した結果、皮が硬くなったそうだ。ところが、この「プチぷよ」は皮がやわらかいのに割れない品種、ということで人気のトマトらしい。

 ひとつつまんでみたが、なるほどいままでのミニトマトの食感とは違う。まるで、皮をむいたミニトマトを食べているようだ。

minitomato putipuyo1

 

コメント

  1. 野菜を宅急便で送るとき、「トマトは入っていませんか}と言われてごまかしていますが、このトマトなら宅急便でも普通に遅れそうですね。来シーズン試してみます。
    いろいろ新しい品種を紹介してくれて勉強になります。今後ともよろしくお願いします。

  2. ポタ より:

    ぎゅうちゃん さま

    最近はホームセンターでも苗を売っています。
    ぎゅうちゃんなら、種から栽培ですね。

    私は外国産のトマトや種が手に入りやすいミニトマトだけは種をまいています。

  3. 菜園ブログ より:

     一度 作ってみたいトマトです。 うちの辺りで 苗を探すのは大変ですので、種からになるでしょうか。

  4. ポタ より:

    菜園ブログ さま

    私も今年はじめてホームセンターで苗を見つけました。
    人気が出てきたので、来年は近くの店で苗が販売されるかも知れませんよ。
    でも、菜園ブログさんはトマトの苗作りはベテランですから、種が手に入れば大丈夫ですね。