とう立ちしたホウレンソウの花が咲いた。
といっても、花はごく小さい上に葉や茎と同じような色だから目立たない。
ホウレンソウは雌雄異株だが、このホウレンソウは雄株。花穂の先にちょっと雄蕊が出ているのが見える。
アスパラガスも雌雄異株だが、雄株の方がたくさんとれるので育苗時に淘汰したり、バイオ技術で雄株だけを増やしたりする。ホウレンソウの場合は、雄株はとう立ちが早いので雌株の方がいい。しかし、種子では雄株か雌株かは判別できないから、種苗メーカーで雌株だけを作る技術を確立して貰うほかない。
ちなみに、雄株でも雌株でも味は変わらない。また、とう立ちしはじめたホウレンソウも美味しく食べられる。
ところで、5月3日に家に光協会の雑誌「やさい畑」初夏号が発売になります。今回は「サツマイモの丸ごと植え」を監修しました。サツマイモはつる苗を植えるのが普通ですが、苗を買いにいっても売り切れていたり、本数が多かったり、はたまた苗が傷んでいたり、作りたい品種でなかったりと、思うようにならないものです。そこで、好みの芋を「つる苗」でなく芋のまま植えつけてみました。その結果は……。機会がありましたら、初夏号をご覧下さい。
なお、付録の「野菜の仕立て大図鑑」には、これから栽培する果菜類の整枝などの仕立て方が分かりやすく図解されています。
コメント
おはようございます ポタさん
Heyモーです
うちは今年初めて次郎丸ホウレンソウの自家採種をやって見ました
まだ乾燥中で採種出来たら秋に蒔いてみたいです
雄株が先に枯れました
今年初めてサツマイモの袋栽培をやって見ようと
芽出だしして差し穂を確保しようと進行中です
芋を丸ごと植えるのも有りなんんですね
Heyモー さま
自家採種も楽しいですね。
何年か採種しているうちにHeyモー畑に適した固定種ができますね。
サツマイモは苗の方が原価を抑えることができますから、つる苗から栽培するのでしょうね。
今年は新たな丸ごと植えに取り組んでいます。うまく行けば来年の記事になりますので、今はマル秘です(笑)