あと1ヶ月で今年もおわり。12月1日にはポタケ最後の種まきをした。
種をまいたのはホウレンソウ。本来はすじまきするのだが、除草の手間を省くためにタマネギ用のマルチフィルムを敷いてまいた。条間は15㎝でよいのだが、株間がかなり広くなってしまう。それでも、冬の間は畑があいているので、まったく問題はない。
種は1ホール毎に5粒づつまいた。1日にまいたのは2日に雨の予報が出ていたから。天気予報どおり夜になって雨が降りだしたのでひとりほくそ笑んでいる。
タネまき後は不織布をかけて栽培するベタがけ栽培。不織布を使わなくても麦踏みの要領で冬の間何回か苗を踏んでやってもホウレンソウは作れる。踏むのは苗が霜柱で浮き上がるのを防ぐためだ。でも、不織布を使えば踏まないでも、ほったらかしで収穫できるのでずっと楽だ。だから、自称「楽農家」としてはこの方法で栽培している。
種は、寒さに強いというサカタのタネのアスパイアーとタキイ種苗の強力オーライの2品種を選んだ。これで、来年春には美味しいホウレンソウが食べられる(はずだ)。
レーキが壊れたのでこのトレイで土を均した。細かい土が残り、ゴロ土が縁に引っかかるので、なかなか使い勝手が良い。難点は、立ったままの作業ができないこと。
タネまき後、不織布で覆いU字ピンと麻紐で抑えた。
このようにU字ピンで留めると不織布がいたまず、何度も使用出来る。
コメント
今時分のポリマルチは保温効果で種まきには都合がいいのでしょうか?
8月にポリマルチにニンジンを蒔いたらまるで発芽しませんでした。9月にほうれん草や小松菜をポリマルチにまきましたが半分以下の発芽でした。こりて、ポリマルチなしでニンジン蒔いたら草だらけ、ニンジンが草に埋まって細いままです。
ぎゅうちゃん さま
ポリマルチは保温効果があるので、種類によっては逆効果になると思います。
ニンジンやホウレンソウは冷涼な気候を好む野菜(発芽適温も低めです)ですから、8月〜9月にマルチをすると地温が高くなりすぎますね。
ただし、発芽してしまえば、あとは多少温度が高くても生育はします。
冷涼な気候を好む野菜でも、今の時期なら問題はありません。
ニンジンは初期生育が遅いので除草を怠ると草に負けてしまいますね。
でも、夏まきのニンジンはマルチなしで栽培しています。
5m畝2本しか作っていないので、物ぐさの私でも草取りや間引きがちゃんと出来ました。
これからホウレンソウの種蒔きでは不織布掛けの栽培がいいでしょうね。
今年は場所が無くて出来ませんが そのうちに実行してみます。
菜園ブログ さま
近隣の農家でも不織布ベタがけのホウレンソウ栽培をしています。
間引き収穫で大きな株から収穫していくと、春のとう立ち頃までとれますからいいですね。