隣の畑にキジがペアでやって来た。
キジは、ナメクジやカタツムリ、昆虫などを食べるそうだ。また、畑の雑草であるスズメノカタビラの実も食べるそうだから、どちらかいうと益鳥に分類されてもよさそうだ。
キジの農作物への被害は、カラスやハト、ムクドリなど他の野鳥の被害と比べると、ほとんど問題にならない程度だというが、地元の農家では「キジがいたずらする」といって、あまり好まれていない。
このキジ、しばらく警戒するようにこちらを見ていたが、やがてアスパラガスの陰に隠れてしまった。ちなみに、アスパラガスは「オランダキジカクシ」という和名がついているが、なにか関係があるのだろうか。
そういえば、畑によく来るハシボソガラスも昆虫などを食べてくれる。そんなことから、あえて追い払ったりしていなかった。しかし、今朝畑に行ってみると、赤く熟し始めた20個ほどのミニトマトが見事に食い散らかしてあった。他の動物なら綺麗に食べ尽くすのだが、カラスは半分突いてやめたりするので、すぐにそれと分かる。食べるというより、半分遊びで突くのだろう。このトマトは実験中なので、すぐに防鳥網を張り巡らせた。