防虫ネットのトンネル 失敗例

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 先日、支柱を立てる時期になったので、同じ畝のナス、ピーマンにかけておいた防虫ネットを外した。

 外した途端、1本のナスの葉が穴だらけになっているのに唖然とした。ニジュウヤホシテントウの食害だ。ニジュウヤホシテントウは、防虫ネットの中で外敵から襲われることもなく、食べたいだけスの葉をを食べ、ぬくぬくと過ごしていたのだ。

 成虫はみつけてすぐに退治したが、念のため葉の裏を見ると卵塊が何箇所にもあった。このまま気がつかなかったら、ナスだけでなく隣りに植えてあるピーマンも餌食になるところだった。

 ポタケでは防虫ネットを多用しているが、気をつけないとこのような失敗をすることがある。ナスの葉にアブラムシが大発生していたこともあった。また、ネットの目合いが大きかったため、ダイコンがキスジノミハムシの侵入で被害受けたこともあった。ネットをかける前にいたと思われる、ヨトウムシやネキリムシ、コガネムシの幼虫の被害にあったこともある。ネットに葉が接したため、モンシロチョウに外から卵を産みつけられたこともあった。

 今回の被害で、防虫ネットは便利だが万能ではないことを改めて知らされた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Nikon D5300 AF-S NIKKOR 40mm 1:2.8

 上:ニジュウヤホシテントウの卵塊。下:成虫と食害痕。

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Nikon D5300 AF-S NIKKOR 40mm 1:2.8

コメント

  1. うちでも防虫ネットのつもりが、虫かごになってしまいました。
    キャベツに防虫ネットを2重にかけたのですが、今ネットの中は青虫だらけです。
    ネットをかけるのが遅く、すでの卵が産みつけられていたようです。

  2. ポタ より:

    ぎゅうちゃん さま

    ぎゅうちゃんでも、そんな失敗があるんですね。
    完璧かと思ってました。

    ネットはかける時期とその後の観察が必要ですね。