黒地に白のストライブが入った虫を見つけた。
図鑑で調べてみてマメハンミョウと判明。
ハンミョウというと道案内をする、あのハンミョウを連想する。
しかし、ハンミョウはハンミョウ科、マメハンミョウはツチハンミョウ科だから全く違う仲間。
また、ハンミョウは無毒だが、ツチハンミョウの仲間は有毒だ。しかも、毒は口器や針からではなく、脚の関節から出るという。だから、触っただけでも毒に触れることになる。毒性はかなり強く、触ると酷い水ぶくれになってしまうというから恐ろしい。
マメハンミョウの幼虫はまだ見たことがないが、バッタ類の卵を食べるそうだ。そして、成虫になると野菜などの葉を食べる。だから、幼虫は益虫、成虫は害虫となる。
ところで、昔はよく田圃の畦などにダイズをまいていた。だから、幼虫はイナゴの卵を、成虫はダイズの葉を食べられる絶好の環境だったのだろう。そんなことから、この名がついたのかも知れない。
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コメント
マメハンミョウは時に群れをなして作物にたかっているのを見ることがあります。毒があるとは知りませんでした。触らないようにします。
ハンミョウという道案内するのは、こどもの頃に昆虫採集で山道をあるくとかならずいましたね。先へ先へと進んでいく不思議なムシでした。
ぎゅうちゃん こんばんは。
うちの畑では、マメハンミョウは初めて見ました。
2,3日前に見たときはトマトの葉を食べていました。
いまは姿を消してしまっています。