初冬にまいたマルチオオムギが大きくなった。
そのマルチオオムギの葉にナナホシテントウの幼虫を見つけた。すでにテントウムシの成虫は活動しているが、卵を産むには至っていない。だから、この幼虫はこの春に孵化したものだろう。幼虫の餌のアブラムシ(キビクビレアブラムシ?)もマルチオオムギの葉にたくさんついている。
マルチオオムギは通路の防草のためにまいたものだが、思いがけずバンカープランツ的な役目を果たしてくれている。
マルチオオムギは穂が出ないし、背丈も大きくならない。通路に枯れて倒れると防草の役目をしてくれる。物ぐさ園芸家にはおあつらえ向きの植物だ。
ほかにも、畑のあちこちに、緑肥・バンカープランツ・防草用に、エンバク、コムギ、オオムギ、ライムギ、クリムソンクローバー、ヘアリーベッチなどがまいてある。初夏に枯れるムギ類の桿は、敷きわらやネギを定植したときの溝に入れる資材にも使える。マメ科のクリムソンクローバーやヘアリーベッチは、訪花昆虫や狩り蜂などを呼び寄せてもくれる。


コメント
マルチオオムギは通路に播くと良いんですね。今年試して見ます。去年畝のうえに播いたら、成長がものすごく早く、ナスやピーマンの苗を覆い尽くして、あわてて刈り取ったしだいです。
クリムソンクローバーはこちらの赤土町の蕎麦畑で緑肥として広く栽培していました。「赤」つながりで。
ぎゅうちゃん こんにちは。
マルチオオムギのマルチは、通路をマルチするという意味なんでしょうね。
このテントウムシが、畝に植えたキャベツのアブラムシを食べてくれると思います。
赤繋がりとは、面白いです。