2月にトンネルまきした小カブを収穫した。
トンネルには、小カブと一緒にダイコン、ニンジン、ブロッコリーをまいた。
カブとダイコンは、発芽しはじめた段階でも低温にあうと花芽ができてしまう。関東の平地では、4月上旬まではトンネルを掛けていても花芽ができる温度まで夜温が下がる。しかし、昼間はトンネル内の温度が30℃近くなる。そのため、花芽分化が帳消しになる。
トンネル栽培の難しさは、この温度管理だ。寒い時期の水やりは、トンネル内の気温が下がらないように裾をあけて素早く行う必要がある。
また、トンネル内の温度が30℃を超え始めた頃から少しずつ換気をはじめる。裾をあけると地温が下がるから、なるべくトンネル上部に穴をあけて換気した方がよい。いちどにたくさんあけずに、温度を見ながら少しずつふやしていく。穴の大きさは直径5㎝ほどがちょうどいい。
今回は生育期間が短い小カブの収穫だったが、しばらくするとダイコンを、そのあとニンジンを収穫できる予定だ。
ちなみに、ニンジンやブロッコリーは小カブやダイコンと違い、株が大きくならないと低温にあっても花芽分化しない。
コメント
柔らかくて 美味しそうな小蕪ですね、2月蒔きのトンネル栽培で 今頃に収穫出来るとは存じませんでした。 蕪は 9月か10月蒔に決めていましたので。
ポイントはトンネルの温度管理なのですね、難しそうですが ヤッテみたい気がします。
菜園ブログ 様
ダイコンは1本とう立ちしました。トンネル管理はしっかりしたつもりでしたが、今春は曇雨天が多かったので、昼間のトンネル内の温度が上がりにくかったからかも知れません。
それと、とう立ちしにくい品種を選ぶことも大切ですね。
大根やカブのトンネル栽培は2月がいいようですね。うちの隣の畑でも2月にやっていました。真似するつもりができず、今はカブが切れてしまいました。大根は11月に蒔いたのが今大きくなっています。ただトウだちしそうです。
ぎゅうちゃん
ダイコンは早くまくほど根が短くなるようです。
真冬はいいのですが、最後の温度管理が難しいですね。
今年は天候不順で昼間の温度が低かったのためか、とう立ちをはじめたダイコンもあります。
とう立ちしにくい品種選びも大切ですね。